高山一実のレビュー一覧

  • トラペジウム

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    作品に登場する東西南北の4人の徐々に明らかになっていく感情には共感する場面もあった。自分の叶えたい夢が全員の共通の夢と錯覚し進んでいく姿にハラハラした。終盤の雰囲気のまま終わるかと思ったが、ハッピーエンド(?)の形で良かった。

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    2025年03月21日
  • トラペジウム

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    終わり方が見えないストーリーだったけど、なんだか丸く収まったなぁという感じ。刺激を求めてしまった!笑

    「格好悪くて、格好よかった」
    私は斜に構えてダサいことできない人間なんだけど、ダサいって格好いいよなっていつも思う。時間が経ってこう思えるように過ごしていきたい。

    高山一実さんが書いたってことで知ってたけど、映画化もされてたの知らなかったな。

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    2025年01月28日
  • トラペジウム

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    ネタバレ

    2024年アニメ映画化で話題になったということで、駆け込みで読んでみた。
    発売当時も読んだが忘れていたので新鮮な気持ちで読めた。
    なんとも評価が難しく、面白いと否かという自分の感想すらよくわからない。
    この作品はアイドルになるまでの物語というか、物語の8割近くが仲間を集い注目を集めるまでの過程となっている。
    この作品を表する際、主人公がやばい!というのが取り出たされがちで、確かにアイドルになる目的のために手段は選ばない。
    人間関係にもぎごちなさがある。
    ただ、昨今のガールズバンドなどの作品で、人間関係のゴタゴタやギスギスといったものが見慣れているのもあり、そこまでの激しさは感じられない。
    アニ

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    2024年12月17日
  • トラペジウム

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    読みやすさ★★★★☆
    誰かにあげたくなる★★★☆☆
    満足度★★★☆☆

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    綺麗な形ではない、でも、確かに繋がっている4人が眩しかった。
    きらきらという表現には遠い気がするけれど、確かに輝いている。
    この手はかすり傷しかついていない、という一文がどれだけ力強くて勇気づけられただろう。夢を掴もうとする人は、強い。

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    2024年11月09日
  • トラペジウム

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    アイドルを目指す女子高生の計画を描く青春小説。
    現役アイドルが執筆し、すでにアニメ映画化もしている話題作。知人がアニメ映画を視聴したと聞き、ぜひ小説版を読みたいと思い手に取った。

    まず、主人公の女子高生・東ゆうのおてんばっぷりが愛おしい。
    無謀でいて毒舌、さらには厚かましさも持ち合わせているのだが、それも含めてこの少女の魅了なのだろう。
    物語の中で東と交友関係を紡いでいく華鳥蘭子・大河くるみ・亀井美嘉の3人もキャラクターが濃く、彼女ら4人が過ごす青春のイベントの数々は見ていて心躍るものばかり。
    しかし、東の計画の全貌が明らかになるのは中盤以降。あらすじにあるため多少のネタバレは許してほしいの

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    2024年12月10日
  • トラペジウム

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    都合の良すぎる展開、人の良すぎる登場人物、対照的にわがまま過ぎる主人公。
    わりかし高評価が多いイメージだっただけにちょっと期待外れ。

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    2024年05月11日
  • がっぴちゃん

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    こどもは割と好きそうだった。(貝がかわいいらしい)母としてはストーリー展開が微妙。(ちきゅうさんという謎の思い込み、とつぜん食物連鎖を思い出す、結末に至る翌日の展開など)登場人物の口調が統一されていないのが気になる。(優し気な話し方をしたと思ったら乱暴気な話し方になったり)このイラストの人はゆるい柄の靴下シリーズの絵とか描いてる人かな?

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    2024年06月04日
  • トラペジウム

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    東ゆうはアイドルになることに憧れ、東西南北の高校からメンバーを募ってアイドルグループを結成しようと試みる。

    ボランティア活動やロボコン、テレビ出演など、機会に恵まれる。果たしてアイドルになれるか、4人の高校生による青春ストーリー。

    女子の会話ってこんな感じなんだなー、と読みながらむず痒い気持ちになった。
    東ゆうは、身勝手で薄情なところはあるが、行動力がありありなのは見倣いたいと思った。

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    2024年04月27日
  • トラペジウム

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    ネタバレ

    どうしてもアイドルになりたいゆう。
    仲間を探すために高校に突撃していく行動力と胆力に驚くものの、表現者はそのぐらい本気で情熱がある人が成るんだろうなぁと納得もできる。

    ゆうがシンジと最初に会ったときの目線が、何を意味していたのか、ずっと気になってた。
    女子とあまり関わりのない男子の、照れるとか恥ずかしいとか嬉しいって単純な感情ではなさそうな表記が引っかかっていて、最後の一文で回収されて読後の気分がめちゃくちゃ良かった。

    個人的に乃木坂のオタクを長い間やっているので、著者の人となりを知ってしまっているから、なんだか不思議な感じで、評価が難しくなってしまう…。

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    2024年02月12日
  • トラペジウム

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    高校生で職業としての夢がきちんとあるのは羨ましいと思った。
    それと同時に叶えることの難しさという現実もきちんと読みとれた。

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    2024年01月31日
  • トラペジウム

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    かずみんの処女作。主人公のアズマ(東)が東西南北の4人でアイドルをするために尽力する過程を様々な出来事を介して書く。アイドルになることが第1の東に対して他の3人の個性とのぶつかり合いなどもあり、はらはら展開。

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    2024年01月30日
  • トラペジウム

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    ネタバレ

    昔読んだ作品。

    この本は、主人公である東が、アイドルになる夢を叶えるため、自らの足で仲間を探していき、3人の仲間を手に入れるのですが、アイドルを題材にした小説なだけ、3人の仲間はかなり個性的です。
    それぞれが個性的故に、会話が面白くなったり、時にはぶつかり合ったりします。
    そんな中、4人はどの道を選ぶのか。
    そしてこの本の魅力的な部分は、アイドルはキラキラしてて素敵な職業だと思われがちですが、実は想像以上にハードで精神的にもかなり追い込まれるのです。
    そんなアイドルのプラスではない裏側なども知れます。
    これから先の将来に不安がある時など、是非手に取ってみてください。

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    2023年06月17日
  • トラペジウム

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    アイドルになりたい女子高生の主人公が、
    身近なかわいい女の子を探し募ってアイドルデビューを目指す、
    という設定・走り出しは面白かった。
    文章力・表現力の拙さは気になるものの、
    前半は心地よく読める。

    アイドルの作家デビュー作にそこまで期待しちゃいけないのだが
    中盤以降、それがちょっと続かなかったな、という感じ。
    驚くほど大きな省略を連発するのが、新人らしからぬ大胆さと創意工夫とも言えるし、
    書く力が無かったとも取れる。

    特に期待と不安、葛藤の入り混じる終盤(アイドルデビュー以降)はもっとじっくり読みたかったなと思う。

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    2021年01月13日