高山一実のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2024年アニメ映画化で話題になったということで、駆け込みで読んでみた。
発売当時も読んだが忘れていたので新鮮な気持ちで読めた。
なんとも評価が難しく、面白いと否かという自分の感想すらよくわからない。
この作品はアイドルになるまでの物語というか、物語の8割近くが仲間を集い注目を集めるまでの過程となっている。
この作品を表する際、主人公がやばい!というのが取り出たされがちで、確かにアイドルになる目的のために手段は選ばない。
人間関係にもぎごちなさがある。
ただ、昨今のガールズバンドなどの作品で、人間関係のゴタゴタやギスギスといったものが見慣れているのもあり、そこまでの激しさは感じられない。
アニ -
Posted by ブクログ
アイドルを目指す女子高生の計画を描く青春小説。
現役アイドルが執筆し、すでにアニメ映画化もしている話題作。知人がアニメ映画を視聴したと聞き、ぜひ小説版を読みたいと思い手に取った。
まず、主人公の女子高生・東ゆうのおてんばっぷりが愛おしい。
無謀でいて毒舌、さらには厚かましさも持ち合わせているのだが、それも含めてこの少女の魅了なのだろう。
物語の中で東と交友関係を紡いでいく華鳥蘭子・大河くるみ・亀井美嘉の3人もキャラクターが濃く、彼女ら4人が過ごす青春のイベントの数々は見ていて心躍るものばかり。
しかし、東の計画の全貌が明らかになるのは中盤以降。あらすじにあるため多少のネタバレは許してほしいの -
Posted by ブクログ
ネタバレどうしてもアイドルになりたいゆう。
仲間を探すために高校に突撃していく行動力と胆力に驚くものの、表現者はそのぐらい本気で情熱がある人が成るんだろうなぁと納得もできる。
ゆうがシンジと最初に会ったときの目線が、何を意味していたのか、ずっと気になってた。
女子とあまり関わりのない男子の、照れるとか恥ずかしいとか嬉しいって単純な感情ではなさそうな表記が引っかかっていて、最後の一文で回収されて読後の気分がめちゃくちゃ良かった。
個人的に乃木坂のオタクを長い間やっているので、著者の人となりを知ってしまっているから、なんだか不思議な感じで、評価が難しくなってしまう…。
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Posted by ブクログ
ネタバレ昔読んだ作品。
この本は、主人公である東が、アイドルになる夢を叶えるため、自らの足で仲間を探していき、3人の仲間を手に入れるのですが、アイドルを題材にした小説なだけ、3人の仲間はかなり個性的です。
それぞれが個性的故に、会話が面白くなったり、時にはぶつかり合ったりします。
そんな中、4人はどの道を選ぶのか。
そしてこの本の魅力的な部分は、アイドルはキラキラしてて素敵な職業だと思われがちですが、実は想像以上にハードで精神的にもかなり追い込まれるのです。
そんなアイドルのプラスではない裏側なども知れます。
これから先の将来に不安がある時など、是非手に取ってみてください。