高山一実のレビュー一覧

  • トラペジウム

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    ネタバレ

    ふと入った本屋さんで現役アイドルが描くアイドルを目指す女の子の物語との触れ込みに惹かれて購入。
    仲間集めに東奔西走する序盤、主人公の目的は伏せつつみんなを巻き込んで色々と活動する中盤、集めた仲間と夢を叶えて活動を開始した終盤。
    単なる成功ストーリーとしてキラキラした女の子たちがキラキラした世界で華々しく活躍していく物語ではなく、彼女たちの未熟さゆえの失敗も衝突もすれ違いも高山さんだからこそ描くことができる様な心情が随所に散りばめられており、リアリティさも伝わってくる作品だった。

    読む人によっては物足りないなと思う内容、書き方もあるかもしれないけれど、アイドルが描くからこそ表現する事が出来る人間模様だと思うのでその点は読んでいて非常に興味深いものだったと思う。

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    2025年07月21日
  • トラペジウム

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    地道なコツコツとした努力が描かれていた。大きな展開というか逆転劇!みたいなのがないのが現実的。本としてはどんどん読める!みたいな感じではなかったけれどアイドルってみんなこんな感じななのかなって。

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    2025年04月26日
  • トラペジウム

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    作品に登場する東西南北の4人の徐々に明らかになっていく感情には共感する場面もあった。自分の叶えたい夢が全員の共通の夢と錯覚し進んでいく姿にハラハラした。終盤の雰囲気のまま終わるかと思ったが、ハッピーエンド(?)の形で良かった。

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    2025年03月21日
  • トラペジウム

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    終わり方が見えないストーリーだったけど、なんだか丸く収まったなぁという感じ。刺激を求めてしまった!笑

    「格好悪くて、格好よかった」
    私は斜に構えてダサいことできない人間なんだけど、ダサいって格好いいよなっていつも思う。時間が経ってこう思えるように過ごしていきたい。

    高山一実さんが書いたってことで知ってたけど、映画化もされてたの知らなかったな。

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    2025年01月28日
  • トラペジウム

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    ネタバレ

    2024年アニメ映画化で話題になったということで、駆け込みで読んでみた。
    発売当時も読んだが忘れていたので新鮮な気持ちで読めた。
    なんとも評価が難しく、面白いと否かという自分の感想すらよくわからない。
    この作品はアイドルになるまでの物語というか、物語の8割近くが仲間を集い注目を集めるまでの過程となっている。
    この作品を表する際、主人公がやばい!というのが取り出たされがちで、確かにアイドルになる目的のために手段は選ばない。
    人間関係にもぎごちなさがある。
    ただ、昨今のガールズバンドなどの作品で、人間関係のゴタゴタやギスギスといったものが見慣れているのもあり、そこまでの激しさは感じられない。
    アニメ映画は話題なっていたので、声や絵が着けば印象が変わるかもしれないが、小説だけだとアイドルになる物語としても、東ゆうの物語としても中途半端という感想になってしまう。

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    2024年12月17日
  • トラペジウム

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    読みやすさ★★★★☆
    誰かにあげたくなる★★★☆☆
    満足度★★★☆☆

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    綺麗な形ではない、でも、確かに繋がっている4人が眩しかった。
    きらきらという表現には遠い気がするけれど、確かに輝いている。
    この手はかすり傷しかついていない、という一文がどれだけ力強くて勇気づけられただろう。夢を掴もうとする人は、強い。

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    2024年11月09日
  • トラペジウム

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    アイドルを目指す女子高生の計画を描く青春小説。
    現役アイドルが執筆し、すでにアニメ映画化もしている話題作。知人がアニメ映画を視聴したと聞き、ぜひ小説版を読みたいと思い手に取った。

    まず、主人公の女子高生・東ゆうのおてんばっぷりが愛おしい。
    無謀でいて毒舌、さらには厚かましさも持ち合わせているのだが、それも含めてこの少女の魅了なのだろう。
    物語の中で東と交友関係を紡いでいく華鳥蘭子・大河くるみ・亀井美嘉の3人もキャラクターが濃く、彼女ら4人が過ごす青春のイベントの数々は見ていて心躍るものばかり。
    しかし、東の計画の全貌が明らかになるのは中盤以降。あらすじにあるため多少のネタバレは許してほしいのだが、計画の内容は「地元の東西南北に住む美少女を仲間に引き入れ、アイドルグループを結成する」というとんでもないもの。
    計画と呼ぶにはあまりにも無謀で稚拙なものなのだが、東はこの計画に一縷の望みを託し、共犯者となった他校の男子生徒・工藤真司と共に着々と準備を進めていく。

    物語はテンポ良く…というよりもかなりスピーディに進行していく。
    読みやすいと言えばそうなのだが、各メンバーとの出会いの辺りはもう少し深掘りしてもいいのではないかと感じた。
    とはいえ、このスピーディな進行が読者をぐいぐいと引っ張り飽きさせないのも確か。「もうそんなに作品内の時間が経ったの⁉︎」とついついツッコんでしまいそうになるものの、貪るようにページを巡り続けてしまう不思議な魔力を持っていた。
    少女たちは東に促され運命に身を委ねるものの、次第に重圧に押しつぶされていく。
    また、東と3人のアイドルグループとしての話は僅か30ページほどしかないため、彼女らの活動とすれ違い、そして挫折についてももっと深掘りして欲しかったように思う。
    しかし、あくまでも序中盤は自身の住む地区の東西南北から可憐な女子生徒を集めアイドルグループを作るという東の計画を描いており、これ以上女子高生らしい日常を過ごす4人というのは描いても蛇足になってしまうのかもしれない(私はもっと見てみたいと思ったが)。設定が好みだっただけに、内容をより濃くし上下巻として読んでみたかったというのが正直な感想。
    アニメ映画化されている作品のため、そちらではこれらの場面がより詳細に描かれていると嬉しいと思う。

    本編とは関係ない部分ではあるが、文体の綺麗さと独特な表現に強烈に惹かれてしまった。特に「あとがき」は読んでいて心地よさを感じる綺麗な文章だった。
    コタツでみかんを食べながら学生時代の記憶に想いを馳せる18歳。想像できるのはシンプルなワンルームとみかんの入ったダンボールなのに、奇妙な愛しさと切なさが込み上げてくる。
    独特のテンポと強烈なキャラクターによって紡がれる本作は、美しい文章力の成せる技なのは間違いないだろう。

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    2024年12月10日
  • トラペジウム

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    都合の良すぎる展開、人の良すぎる登場人物、対照的にわがまま過ぎる主人公。
    わりかし高評価が多いイメージだっただけにちょっと期待外れ。

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    2024年05月11日
  • がっぴちゃん

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    こどもは割と好きそうだった。(貝がかわいいらしい)母としてはストーリー展開が微妙。(ちきゅうさんという謎の思い込み、とつぜん食物連鎖を思い出す、結末に至る翌日の展開など)登場人物の口調が統一されていないのが気になる。(優し気な話し方をしたと思ったら乱暴気な話し方になったり)このイラストの人はゆるい柄の靴下シリーズの絵とか描いてる人かな?

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    2024年06月04日
  • トラペジウム

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    東ゆうはアイドルになることに憧れ、東西南北の高校からメンバーを募ってアイドルグループを結成しようと試みる。

    ボランティア活動やロボコン、テレビ出演など、機会に恵まれる。果たしてアイドルになれるか、4人の高校生による青春ストーリー。

    女子の会話ってこんな感じなんだなー、と読みながらむず痒い気持ちになった。
    東ゆうは、身勝手で薄情なところはあるが、行動力がありありなのは見倣いたいと思った。

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    2024年04月27日
  • トラペジウム

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    ネタバレ

    どうしてもアイドルになりたいゆう。
    仲間を探すために高校に突撃していく行動力と胆力に驚くものの、表現者はそのぐらい本気で情熱がある人が成るんだろうなぁと納得もできる。

    ゆうがシンジと最初に会ったときの目線が、何を意味していたのか、ずっと気になってた。
    女子とあまり関わりのない男子の、照れるとか恥ずかしいとか嬉しいって単純な感情ではなさそうな表記が引っかかっていて、最後の一文で回収されて読後の気分がめちゃくちゃ良かった。

    個人的に乃木坂のオタクを長い間やっているので、著者の人となりを知ってしまっているから、なんだか不思議な感じで、評価が難しくなってしまう…。

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    2024年02月12日
  • トラペジウム

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    高校生で職業としての夢がきちんとあるのは羨ましいと思った。
    それと同時に叶えることの難しさという現実もきちんと読みとれた。

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    2024年01月31日
  • トラペジウム

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    かずみんの処女作。主人公のアズマ(東)が東西南北の4人でアイドルをするために尽力する過程を様々な出来事を介して書く。アイドルになることが第1の東に対して他の3人の個性とのぶつかり合いなどもあり、はらはら展開。

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    2024年01月30日