人体の構造について医学用語を使い、その構造の説明があるんだけど、まぁ難解…。器官、臓器ごとに章が分かれていて、それぞれ1人以上のエピソードがあり、そこでより現実的に感じる。
1回目は難しいなと思いつつ読み進め、1回で終わるのはもったいない気がして、2回目読むと、すんなり頭に入ってくる。
医学の歴史、医療の歴史、治療の歴史が興味深い。合間合間に入ってくるギリシャ神話や、古典、聖書の挿話。これが、すんなり入って、なぜここにその挿入話が来たのかわかるのが、教養ある人なのかなと、本編とは関係ないことも考えた。