近藤大真のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
写真家近藤さんの世界一周旅の記録。
旅の魅力が詰まりに詰まっているので、読み終わった時、自分も世界一周に!といかないまでも、旅行に行きたい気持ちが強くなる。
その国では何気ない光景でも魅力溢れるものや、有名な観光名所に絶景、異国の人との交流の様子から旅の楽しさが伝わってくる。
また、異国の知らない人の笑顔にとにかく元気がもらえる。
人の笑顔がどれだけ魅力的かということもこの本には詰まっていた。
でも楽しいばかりではなく、バイク事故で負傷し歯が折れたり、飛行機に3度乗り過ごしたり、全財産248円になったり、南京虫の餌食になったりと、絶望してしまうようなことも多々発生。
それでも何だかんだ乗 -
Posted by ブクログ
旅行記。
筆者の近藤さんは、1年半かけて世界中を旅する。アジア・ヨーロッパ・アフリカ・中南米。訪問した国は33ケ国。フライトに乗り遅れたり、歯を折ったりというエピソードも面白いのだが、何と言っても本書の見どころは写真である。
近藤さんは、本書とは別にこの旅を題材にした写真集も出しておられる写真家でもある。本書の中にも、本当にきれいな写真が沢山収められている。それよりも素敵なのは、行き先々で撮影した、人々の写真だ。近藤さんはこの旅にチェキを持っていく。持参したチェキのフィルム数は2,000を超える数であった。旅先で、チェキで写真をとり、その写真を相手にあげる。笑顔の相手をさらに写真に記録する、そ -
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ネタバレ世界一周の旅の記録。著者が写真家なだけあって掲載されている写真がどれも本当に美しい。特に見開きで大きく載っているウユニ塩湖の写真は見る度に鳥肌が立つ。この景色の中に入りたい。
文章は話し言葉で書かれていて読みやすい。彼女さんとのエピソードも素敵だし、旅の思い等を素直に書かれているところがとても良かった。
「チェキを贈る事は大事な思い出、家族や友達と笑い合った証を贈るという事。」
ずっと何となく旅したいな、と思っていたけれど、今は本気で世界一周をしてみたいと思う。いろんな人に出逢って様々な文化を知って、何より素晴らしい絶景を見に行きたいと思った。一度きりの人生、したい事をする。お金貯めよう -
Posted by ブクログ
ネタバレ写真のサイズは小さいものが多いけれど
とても良い写真ばかり。
おしゃれなだけの写真ではなくて、チェキをあげた時の笑顔の写真がとても良い。
チェキをずっと大事にとっておく人もいれば、どこかになくしてしまう人もいるかもしれない。
それでも、あげた瞬間は笑顔にできるのが素敵だと思う。
ブログの文章も面白かった。
写真を撮ってくれることになって女の子が慌てて手ぐしで髪を整えたり
ヒッチハイクが通じなくてイェーイって返してくれたり
誕生日だと聞いて小さなケーキを買ってきてくれたり
そういう小さなエピソードも可愛い。
絶景を感動的にするのはそれを見る「人」のドラマがあってこそ
という言葉も良かった。