石原雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読みやすさ★★★★★
学べる★★★★
紹介したい★★★★★
一気読み★★★
読み返したい★★★★★
飼ってもいないのに柴犬が可愛くて可愛くて、日々子どもと柴犬の話題で盛り上がっている近年、満を持して出会ってしまった漫画。
意外と柴犬って面倒くさいのね、と子どもと勉強させてもらいました。
表情豊かで可愛い柴犬のハルさん、綺麗な絵、シュールな設定、哲学的ニュアンス、柴犬(及びその他犬、動物)の豆知識、雑学が散りばめられている。
ここまで世界観全てが癒しとなるほっこり漫画が、未だかつてあっただろうか。(いや、無い。)
あれもう12月?今年は去年にも増して異常に早かったな~…なんて時間に追われているなと感じるとき、ふとパラパラとめくるといいです。
構成は短編のギャグ漫画なので、どこから読んでも良き。2~3ページ読んで、ニヤっとしてそのまま出掛けることも。
そんな風に?立ち止まることの大事さを教えてくれます。
巻末の描き下ろしストーリーは、全巻不覚にも泣いてしまい…。私は今後ずっと犬を飼えないかもしれない。 -
Posted by ブクログ
「世界の終わり」=終末世界をオタク女子高生の「ご主人」と柴犬「ハルさん」が旅するコミック。
この巻の旅は北海道から始まる。ご主人とハルさん、日本中を旅することにしたのでしょうか・・・?
北海道ではコロボックルや羆、網走刑務所。
青森では「あおもり犬」、猿ヶ森砂丘(日本一広い砂丘だそうな)。
秋田ではきりたんぽになまはげ。
岩手では銀河鉄道に座敷わらし、河童。
宮城では伊達政宗に牛タン、キツネ。
山形ではサクランボにツキノワグマに雪女。
福島では五色沼。
新潟では忠犬タマ公に佐渡の団三郎狸。
・・・と地域色豊か。
各都道府県をテーマにした挿入イラストも美麗で楽しい。
青森でブラキストン線についてさらっと触れられる。北海道から同行してきたコロボックルが、ニホンザルやGのつく昆虫をはじめて見て大はしゃぎ、というエピソード。ブラキストン線というのは津軽海峡を通る動物相の分布境界線で、この線を境にツキノワグマ、ニホンザル、ニホンリスなどと、ヒグマ、ナキウサギ、エゾシマリスなどの生態圏が分かれる。提唱したイギリス人研究者の名前から名づけられている(余談だが、実はこの線を越えて分布している生物=ザリガニもいて、氷河期に青森と北海道が地続きだったのではないかという仮説もあったりする(cf:『系統地理学』))。
新潟の忠犬タマ公というのは、主人を二度雪崩から救ったというメスの越後柴犬である。駅や小学校などに合計4基も銅像があるそうである。先日、用事があって新潟駅に通りかかったのだが、見てくればよかったな・・・。
描き下ろしは「ラブレター」。
ハルさんは犬。順当に行けば、ご主人より先に逝く。今は楽しい旅の途中だけど、でも、この先いつか死んでしまったら、ご主人に遺しておきたい言葉がある。ハルさんは字が書けないので、その代筆を頼みに出かける、というお話。
最後はドタバタで〆るが、ほろりとさせる。
さて、ご主人とハルさんの旅、47都道府県分は続くのかな?
海外編がさらに続いてもおもしろいかも。