堤直規のレビュー一覧
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全ての年代の公務員にお薦めする本
以下、個人的に参考になった部分を抜粋しています。→は自分の感想です。
『心構え』
・自分のことを棚に上げて他人の悪口を言いたくなる時は、自分の中にモヤモヤがある
→そこに向き合わないと、ずっとモヤモヤが残り、焼き尽くされる。いっそ向き合った方が楽。
・人間関係を深くするには苦楽を共にすること
→一番理想は一緒に朝を迎えること。朝日を迎えるとぐっと仲は深まる。
・本を読みっぱなしにせずに、記録をつけよう
→このアプリを使いましょう。
・出る杭は打たれる。出ない杭は土の中で腐る。
→仕事は徹底した真面目にする。そういうブランディングをしていく。 -
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公務員内定者、志望者にとくにおススメです。
若手職員でも、自分の日々の行動や意識を振り返ることができるかと思います。
教科書という題名がついていますが、堅苦しい感じはありません。
著者は自治体の現役職員ということで、今までの職務経験や周囲の先輩や同期の話などを用いて、すぐ使えるスキルだけでなく、民間と公務員の違いや公務員としての働き方をわかりやすく書かれています。
入職一か月目から先を見据えた10年目以上まで、ステップごとになっており、実行しやすくなっています。
個人的には、チェックしたところを中心に、スキル面では円滑に実行できるまで、意識の面では定期的に振り返りを入れたいと思いました。 -
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若手・中堅から課長まで必読。どんな部署でも必ず役立つ引継ぎ&仕事の作法。(2017年刊)
・はじめに
・1 内示が出た!焦らずしっかり異動に備える
・2 最初が肝心!ここで差がつく最初の1週間
・3 2か月勝負!業務を覚える、3年先を描く
・4 手応え実感!知力を高める、実績を重ねる
・5 強みを磨く!異動を力に変える7つの週間
・おわりに
著者は東京都小金井市の職員だという。異動の教科書とあるが、自己啓発本であり、内容としては異動後の仕事の作法がメインである。既に意識の高い人、問題意識を持っている人にとっては、読むと刺激を受けるのではないだろうか。おじさんには眩しすぎるが、読んでいて初心に -
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人付き合いが苦手なので読んでみました。
内容は、あるある〜、ごもっとも!、ということが多く勉強になりましたが、自分にとっては実践するにはハードルが高く感じました。自分の中での仕事の位置やウェイト、プライベートとの切り分けがしっかりしていないとできないかも、と思う部分があったからです。仕事が趣味といえる筆者さんがとても羨ましい。
特に地域との関わりの部分については、自身が公務員なのに地域協働というものに違和感を感じており、それをうまく言語化できなくてモヤモヤしているところだったので、消化不良してしまいました。読む時期や状況が違えばまた印象が変わるかもしれないです。
筆者さんの熱意が今の自分には -
Posted by ブクログ
定年まで幅広い分野への異動が続く公務員を対象に、担当業務をスムーズに引き継ぎ、新しい職場に早くとけこみ、新たな業務をしっかり覚えてになっていくにはどうしたらいいか、そして、異動の中で若手から中堅へと、どのようにステップアップしていくのか、という「異動の作法」がまとめられている。
著者の小金井市での経験をベースに書かれているので、他自治体の公務員である自分にとって、ちょっとしっくりこない部分もあったが、公務員として異動するに当たっての心構え等の観点から、有益な内容だった。
特に、残務処理は仕分けが大事ということ、一緒に仕事をした縁を大事にしていくということ、異動直後に感じた小さな疑問や違和感に改