もとしたいづみのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
セブンの行事絵本シリーズ、存在は知っていましたが、初めて読みました。
娘の保育園でもよく読まれているようです。
愛嬌あるヒーローが、行事についてとってもコミカルに解説してくれます。
こいのぼりはどうして空を泳いでいるの。
昔の中国へワープ。
激しい流れの滝を登った鯉は、竜になる。
そこで、子どもがたくましく育ちますように、と願いを込めて。
柏餅は家族が長生きできますように。
ちまきは悪いことがおきませんように。
柏餅もちまきも食べて、お腹パンパンのこいのぼりセブンです。
裏表紙見開きに「行事大好きヒーロー参上!」だって。
その行事にふさわしいコスチュームでやってくるんですね。
ははは、お祭り男(笑) -
Posted by ブクログ
ネタバレ絵本・児童書など子供向けに書かれた本は、美味しそうな”おやつ”と切っても切れない関係にあるものが多い。
子供向けなだけに、文章もシンプルな上に具体的で想像しやすく、ましてや美味しそうなイラスト付だと、子供はもちろん読み聞かせる側の大人にもたまらない。
『ちびくろ・さんぼ』のホットケーキに、『ぐりとぐら』のカステラ、『あんみつひめさま』のあんみつ等など、書き出したら止まらない程たくさんのおやつが出てくる。
また春夏秋冬、おやつを季節で分けてみると食材が季節感たっぷりで、ああ日本人で良かったな…としみじみ思う。
しかし、ちょっと気になったこと。おいなりさんやコロッケっておやつなの?
和菓子屋さんで海苔巻きやいなり寿司が売れていることに驚いた。私の住んでいる地域では聞かないなー。
あとテレビドラマの影響からか、あんパン=張り込み中の刑事、の連想はもはや当たり前。そんなあんパンも桜の花の塩漬けの入った”桜”あんパンになると上品な和菓子風になるのだから不思議。
おやつって使われる食材によって、庶民的にもなれば上品で高級なものにもなれる変幻自在な食べ物。だから人々から永く愛されるのだろう。
あの織田信長が宣教師からビスケットを献上されていたことにもびっくり。もうあの時代にビスケットが日本にあったのねー。
時代が変わって形や素材がほんの少し変わっても、やっぱりおやつはその時代の人々に愛される食べ物。
日常生活における、ささやかなお愉しみなんだな。
子供の本に出てくるおやつに纏わるエッセイ。
もとしたいづみさんの子供の頃のエピソードが軽快で面白く、何度も笑った。