「映画の中に登場する食べものを…」というのは
最近割とよくあるコンセプトですが、この作品では
映画に主人公の思い出がリンクすることで、
よりしみじみとした味わいが醸し出されています。
家族の思い出、仲間の思い出、じいちゃんの思い出…。
題材となっている映画作品は、観たことがなかったり
記憶が薄れてい
...続きを読むたりするものもありますけど、
いい感じに主人公の「想い」の彩りとなっていて、
映画の方も観たく(観直したく)なる感じ。
1巻で完結ですが、このお話の未来を生きるみんなに
またどこかで出会うことができたらなと思います。