船津欣弘のレビュー一覧

  • 新築マンションは9割が欠陥
    ■規制緩和も大事なことだと思うが「緩和一辺倒」ではなく緩和していいものと逆に厳しくした方がいいものとがあるという視点が必要。
  • あなたの家は耐えられますか 震度7でも倒れない家づくり
    ■「いい家」とは。
    ・基本性能がしっかりとした家
    ・法的瑕疵のない家
    ・災害に強い家
    ■「強い家」に必要な3つの要件
    ・「地盤」「基礎」「構造体」の3要素
    ■平成28年4月の熊本地震後,現行耐震基準を見直すべきではないかとの意見も出ているが,国土交通省は熊本地震での木造建築物などの倒壊原因を分析した...続きを読む
  • 新築マンションは9割が欠陥
    下請多重構造、複雑な分業体制、青田売りによる工期厳守、日給月給制に代表される過酷な労働環境、それに伴う人材不足といった問題から、マンション建築には構造的に欠陥が付き物だという。2000年代の姉歯事件や2010年代のマンション傾斜問題等を例にとり、検査会社の代表取締役である著者が解説。
    2022年問題...続きを読む
  • 新築マンションは9割が欠陥
    月刊新築マンションは、欠陥住宅がほとんど。
    なかなか衝撃的な文面だが、読むとなぜなのかがわかる。

    欠陥住宅が起こる原因は
    1建築業界の構造的問題(低賃金重労働、孫ひ孫受け構造など)
    2.ベテランばかりが減っていく人材不足
    3工期厳守が、ミスを招く
    4.チェック体制の不備等がある。



    著者の結論...続きを読む
  • 新築マンションは9割が欠陥
    タイトル勝ちの本。著者は今はマンションを購入するのは控えた方がよいという意見。管理組合、修繕積立金等、購入後の問題について。
  • 新築マンションは9割が欠陥
    マンション建築は、孫請け、ひ孫受けの業者が連なる重層構造により構成されている。大工の多くは日給月給の個人事業主。重層構造の最下層でピンハネ後に大工に渡る報酬は仕事の内容に見合っていない。それでも、仕事がこなくなるかもしれないという不安の中で仕事は請け負い続けざるを得ない。劣悪な環境はモラルの低下を招...続きを読む
  • 新築マンションは9割が欠陥


    家を買う。
    大きな買い物です。持ち家か賃貸か、マンションか戸建か、新築か中古か。

    日本の建築業界の実態を踏まえ、これから新たに家の購入を検討する方々へ示唆に富む一冊。

    賃貸よりも資産になる方が良いじゃない、賃貸なんて金を捨ててるだけだよなんて声がチラリホラリ。勿論、価値観はそれぞれ。
    晴れて...続きを読む
  • 新築マンションは9割が欠陥
    なかなか過激で挑戦的なタイトル。建築業界に身を置きながら、そんなタイトルで問題提起するのはそれだけマンションには違法性や見えない瑕疵が多いということなんだろう。最近のニュースではマンション基礎の杭の長さが不足し、ゼネコン負担で全棟建て直しということもあった。

    著者はマンション購入で一番重視すべきは...続きを読む
  • 新築マンションは9割が欠陥
    タイトルに衝撃を受けて思わず手に取って読んでしまいました。最近は都内にタワーマンションを始め、多くの新築マンションが建設されて、完成前に完売しているケースも多くある様です。完成したものを見る前から、購入をする人達はどのような人なのかと思っていたら、中国人のお金持ちを始めた人が投資に購入しているケース...続きを読む