小神野真弘のレビュー一覧

  • アジアの人々が見た太平洋戦争(彩図社文庫)

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    非常に興味深い内容だった。
    曖昧に感じていた東南アジア戦線における実情をはっきりとさせることが出来た。

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    2025年05月24日
  • 世界最凶都市 ヨハネスブルグ・リポート

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    『地元最高!』の影響で『ニャオペ』を知りたくて読んだのですが、それ以上にいま発生している社会課題を知れたと思います。日本の近い未来がこの書籍で描かれている社会に繋がっている可能性は0ではないと思いました。

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    2022年08月11日
  • アジアの人々が見た太平洋戦争(彩図社文庫)

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    太平洋戦争はアジアの人々の視点から見た際にどうだったのかをまとめた良書。
    急ぎで読まなくてはならなかったため、また時間をかけ読み直したい。

    インドネシア:教育等を与えなかったオランダに対し、日本軍はエリート育成に貢献。日本敗戦後も独立の為戦った日本兵がいた
    フィリピン:アメリカから独立の約束を得ていたフィリピンにとって日本は邪魔な存在。ゲリラ戦で徹底抵抗
    ミャンマー:鈴木大佐が育て上げたアウンサン等”30人の志士”が戦後独立の原動力に。日本の目論はスムーズにはいかず、イギリスに押されるに伴い、戦争後半にはビルマ人が日本軍攻撃することになったのは皮肉。
    マレーシア•シンガポール: 陸側ジャング

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    2020年10月04日
  • 世界最凶都市 ヨハネスブルグ・リポート

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    確かに僕でも耳にするような、日本で聞くような噂ほど凶悪な街ではないのかもしれない。けど実際起こりうる100日での内容はおぞましいし、ただファクト・フルネスに記載されているようにそれは恐怖を煽るからここ我々の興味を引くのかもしれない。

    とにもかくも黒人の差別と陵辱していたであろう白人も今度は差別に合う負の連鎖、6/6現在なうで暴動起こしてるアメリカ人も読んだらいいのにと思う。

    行ってみたいな〜南ア

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    2020年06月07日
  • 世界最凶都市 ヨハネスブルグ・リポート

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    「(黒人への差別は)彼らのためにしてるんだ。」という白人の言葉や、現地ツアーガイドは参加者がiPhoneを強盗に奪われた時にも警察を呼ばなかった、など、いろんなショッキングな現実が出てくる。これが本当に2020年のアフリカ2番めの先進国か、とも悲しくなる。けどそれを我々他国基準の正義をもって非難や追及できるかというと、決してそうではないのだろうな。政府や現地メディアが目を背けている根深い社会構造とか警察への不信感とか、すごくリアルに伝わってきて苦しくなった。南アフリカ、いつか行ってみて自分の目で見ないとなあ。

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    2020年05月30日
  • 世界最凶都市 ヨハネスブルグ・リポート

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    タイトルよくないな。安っぽいイメージを与える。
     でも、内容は決して悪くない。南アフリカに抱いてたイメージはやっぱり感もあるけど、誤解もあったことが分かった。
     でも、やっぱりわれわれ日本人にはとても想像できない世界だ。何度かひやひやしながら読むシーンが登場する。命の危険に遭遇しながら、よくぞこれだけのドキュメントを成し得たと感服する。
     怖さ見たさも興味もあるし、行ってみたいけど、とてもやわな日本人には神経がもたないだろう。そんな世界をコーヒーカップ片手に見ることができた読書タイム。緊迫感となんとも言えないやるせなさにも包まれた読書だった。

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    2024年01月15日
  • 世界最凶都市 ヨハネスブルグ・リポート

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    「世界で最も治安の悪い都市」と言われる、南アフリカ共和国のヨハネスブルグに、著者が実際に足を踏み入れ取材したノンフィクション。家には(強盗に侵入されないために)電流フェンスが設置されており、ドラッグが蔓延、スラム街では強盗を生業にしている人も多いなど、とにかく危険な匂いしかしない。警官の汚職が多く、警察が機能しいないのも大きな問題。「南アはアパルトヘイト後にいい感じになった国」というイメージがある人にはぜひ読んでもらいたい一冊。本書の最後の方に出てくる表紙の人物が最凶か。

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    2020年07月27日
  • SLUM 世界のスラム街探訪

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    突っ込み不足の感はあるが、漠然としたイメージしか持っていなかったスラムに関する自分の知識がすこしマシになった。

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    2020年07月02日
  • SLUM 世界のスラム街探訪

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    アジア、中南米、アフリカ、世界のスラム街を撮り下ろした写真集。

    冒頭のインドから衝撃を受ける光景がそこにある。世界各国で共通しているのは、秩序なく並ぶ家屋と、乱雑なゴミと瓦礫、殺伐とした空気、そして覇気のない見据えるような人々の眼。

    写真集としては正直荒削りだ。一歩踏み込んだ人間の表情、生み出す現地の臭いが、良い写真にはある。しかし本書のそれは弱い。しかし身構えるような志や救いを得る偽善とは違う、「撮りたい」という単純な動機がここにはある。

    内容は★3つだが、小神野氏の才能に期待を込めて★4つとしたい。

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    2013年05月13日
  • SLUM 世界のスラム街探訪

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    そういう環境の中でも生きていかなくちゃいけない
    人々がいる。
    自分の今置かれている環境がどれだけ恵まれているか
    改めて感じさせられる。
    スラム街、そういう環境の中でも人間って
    生きていけるんだ(逞しいな)とも思ったけれど、
    やっぱりうまく言葉に出来ない。

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    2014年09月21日
  • 歴史の授業で教えない 大日本帝国の謎

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    以前、大日本帝国というのがあって開国後に現在の名前で言うところの、中国やロシアを戦争で破り、最後には太平洋戦争で負けてしまったことは知っていますが、そもそも現代史を勉強する事には授業時間数が足りなくて学校で何を習ったか恥ずかしながら記憶にありません。

    そんな私にとってこの本は現代日本史を学習する良い機会となりました。太平洋戦争が終了する直前(玉音放送日の未明)にクーデターらしきものがあったというのは驚きでした。

    今(2014.6)「M資金」という小説を読んでいて、その記述があり本当かどうか疑問に思っていたので良いタイミングでしたね。

    また、陸軍が世界で唯一、潜水艦を製造していた(p186

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    2014年06月28日
  • SLUM 世界のスラム街探訪

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     表紙の大きなパイプと凄まじいゴミの山はなんなのだろうと気になり、手に取った本。

     一章はインドのスラムについてである。ムンバイという地域は"インディアンドリーム"の舞台である一方で、バラック小屋が立ち並ぶスラム街があることで有名で、ムンバイの約8割の人間がスラムに住んでいるのだという。
     上層階級の人間からは毛嫌いされている彼らが、鉄やペットボトルを素材ごとに分けてリサイクルを行い生活の糧としている。そして街のゴミを片付ける事から「シティビューティフル」と呼ばれているという嫌になってしまう現実がそこにはあった。インドにおける子供の数は6歳以下で約1億6000万人もおり、

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    2013年05月01日