小神野真弘のレビュー一覧
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『地元最高!』の影響で『ニャオペ』を知りたくて読んだのですが、それ以上にいま発生している社会課題を知れたと思います。日本の近い未来がこの書籍で描かれている社会に繋がっている可能性は0ではないと思いました。Posted by ブクログ
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太平洋戦争はアジアの人々の視点から見た際にどうだったのかをまとめた良書。
急ぎで読まなくてはならなかったため、また時間をかけ読み直したい。
インドネシア:教育等を与えなかったオランダに対し、日本軍はエリート育成に貢献。日本敗戦後も独立の為戦った日本兵がいた
フィリピン:アメリカから独立の約束を得て...続きを読むPosted by ブクログ -
確かに僕でも耳にするような、日本で聞くような噂ほど凶悪な街ではないのかもしれない。けど実際起こりうる100日での内容はおぞましいし、ただファクト・フルネスに記載されているようにそれは恐怖を煽るからここ我々の興味を引くのかもしれない。
とにもかくも黒人の差別と陵辱していたであろう白人も今度は差別に合...続きを読むPosted by ブクログ -
「(黒人への差別は)彼らのためにしてるんだ。」という白人の言葉や、現地ツアーガイドは参加者がiPhoneを強盗に奪われた時にも警察を呼ばなかった、など、いろんなショッキングな現実が出てくる。これが本当に2020年のアフリカ2番めの先進国か、とも悲しくなる。けどそれを我々他国基準の正義をもって非難や追...続きを読むPosted by ブクログ
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タイトルよくないな。安っぽいイメージを与える。
でも、内容は決して悪くない。南アフリカに抱いてたイメージはやっぱり感もあるけど、誤解もあったことが分かった。
でも、やっぱりわれわれ日本人にはとても想像できない世界だ。何度かひやひやしながら読むシーンが登場する。命の危険に遭遇しながら、よくぞこれだ...続きを読むPosted by ブクログ -
「世界で最も治安の悪い都市」と言われる、南アフリカ共和国のヨハネスブルグに、著者が実際に足を踏み入れ取材したノンフィクション。家には(強盗に侵入されないために)電流フェンスが設置されており、ドラッグが蔓延、スラム街では強盗を生業にしている人も多いなど、とにかく危険な匂いしかしない。警官の汚職が多く、...続きを読むPosted by ブクログ
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アジア、中南米、アフリカ、世界のスラム街を撮り下ろした写真集。
冒頭のインドから衝撃を受ける光景がそこにある。世界各国で共通しているのは、秩序なく並ぶ家屋と、乱雑なゴミと瓦礫、殺伐とした空気、そして覇気のない見据えるような人々の眼。
写真集としては正直荒削りだ。一歩踏み込んだ人間の表情、生み出す...続きを読むPosted by ブクログ -
そういう環境の中でも生きていかなくちゃいけない
人々がいる。
自分の今置かれている環境がどれだけ恵まれているか
改めて感じさせられる。
スラム街、そういう環境の中でも人間って
生きていけるんだ(逞しいな)とも思ったけれど、
やっぱりうまく言葉に出来ない。Posted by ブクログ -
以前、大日本帝国というのがあって開国後に現在の名前で言うところの、中国やロシアを戦争で破り、最後には太平洋戦争で負けてしまったことは知っていますが、そもそも現代史を勉強する事には授業時間数が足りなくて学校で何を習ったか恥ずかしながら記憶にありません。
そんな私にとってこの本は現代日本史を学習する良...続きを読むPosted by ブクログ -
表紙の大きなパイプと凄まじいゴミの山はなんなのだろうと気になり、手に取った本。
一章はインドのスラムについてである。ムンバイという地域は"インディアンドリーム"の舞台である一方で、バラック小屋が立ち並ぶスラム街があることで有名で、ムンバイの約8割の人間がスラムに住んでいるのだという。
上層階...続きを読むPosted by ブクログ