吉成英紀のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
攻めの経営を可能にする 本当のリスク管理をするための本
著:吉成英紀
一般事業者にとっての、「我が社の利益目標が達成できないリスク」「我が社の商売が失敗するリスク」「事業投資に失敗するリスク」「事業の失敗を隠蔽するなどの不祥事を起こすリスク」といった自社の本業そのものの成功のためのリスク管理、いわば本業真正面のリスク管理についてまとめた本はあまり例がない。
本書ではそのような本業真正面のリスクについて取り上げられている。守備範囲は会計報告に限定せず、本業全般を対象としている。
構成は以下の6章から成る。
①3つの基本概念を知らずにリスクは取れない
②リスク管理の本質
③リスクコントロール -
Posted by ブクログ
確かに本書に書いてあるようにどの書籍でもP/Lから入ってる印象があり、本書で提唱しているB/Sアプローチは画期的でかつ分かりやすいと感じました。
1章の説明は最後まで読むとなるほどと理解でき、3章の財務分析についても日本の上場企業が求められている経営姿勢に繋がるものがあり勉強になりました。
利益剰余金の増減の説明ということからP/Lの収益と費用を考えるというのは凄く画期的と感じました。
ただ2章の勘定科目に対するところは駆け足で解説している感があり、B/Sアプローチとの関連性もあまり感じられなかったのでもっと踏み込んでじっくりと解説していればと感じました。
ただ初心者が躓く部分に関しては解