永嶺重敏のレビュー一覧

  • 読書国民の誕生 近代日本の活字メディアと読書文化
    私はそもそもどのようにして読書が好きになったのだろう?どうして本を読むようになったのだろう?そんなことを考えた。もちろん小学校に行ったから。先生や友達の影響、学校図書室の存在や両親が与えてくれた本、商店街の書店。そんな楽しい読書体験が出発点だ。では日本国民としてはどうか?識字率が割合高く、新聞を読め...続きを読む
  • 読書国民の誕生 近代日本の活字メディアと読書文化
    感想
    見栄っ張りだが恥ずかしがり屋。そんな人の前に現れた書物。1人でこっそり知識を吸収。自分の知識を見せびらかす手段でもある。手に手を取って。
  • 怪盗ジゴマと活動写真の時代
    この映画のとりこになった者は数知れず、江戸川乱歩「怪人二十面相」の発想の原点にして伊丹万作や寺山修司を映画制作の道に進ませた―伝説の無声映画『怪盗ジゴマ』。大正元年、封切と共に小中学生を中心にして圧倒的な人気を呼び、日本中に一大ブームを巻き起こした。観客のあまりの熱狂ぶりについには上映禁止が通達され...続きを読む
  • 「リンゴの唄」の真実 戦後初めての流行歌を追う
    ~赤いリンゴに唇よせて だまって見ている青い空♪~サトウハチロー(佐藤愛子の異母兄)作詞、万城目正作曲、並木路子歌「リンゴの唄」、1945年。ここのところ「令和初めての~~」がもてはやされてる感がありますが、「リンゴの唄」、戦後初めての流行歌でした。終戦後の日本人の心象風景を象徴する歌。この本は「リ...続きを読む
  • 怪盗ジゴマと活動写真の時代
    [ 内容 ]
    この映画のとりこになった者は数知れず、江戸川乱歩「怪人二十面相」の発想の原点にして伊丹万作や寺山修司を映画制作の道に進ませた―伝説の無声映画『怪盗ジゴマ』。
    大正元年、封切と共に小中学生を中心にして圧倒的な人気を呼び、日本中に一大ブームを巻き起こした。
    観客のあまりの熱狂ぶりについには...続きを読む