八納啓造のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一生の中でも最も大きな買い物の一つである「家」を、人生を豊かにするためのツールとして活用することを説く本。
「家を建てる」と言うと、土地の探し方、良い方角・間取り、工法、素材、ローン、不動産業者や工務店とのつきあい方など、「商品」として「いかにお得に購入するか」ということに考えが及ぶことが(私の場合)多いが、それは家を「耐久消費財」として扱うことになる。
そうではなく、家を「家族が豊かな人生を送るためのツール」として捉え、自身の夢や家族の思いを「設計」に反映することで、幸せと豊かさを引き寄せられる、という発想で書かれている。
これから家の購入を考えている人はもちろん、既に購入した人にも活用でき -
Posted by ブクログ
ネタバレ家をつくることは、幸せをつくること。
建築が「幸せ」に繋がること、をテーマとする八納啓造さんの考えとノウハウが詰まった一冊。
「家を買う」という発想ではもったいない。
その家に自分と家族が住み、そこで幸せに暮らしていくというイメージをしっかりと持つことが、実は先々まで家に飽きないコツであると考えます。
この言葉が心に刺さりました。
確かに家を手に入れた時はここで暮らすことを楽しんでいたのに、何時の間にかワクワク感を失っていました…
ですが、この本を読み進めるうちに、八納さんの講演を聞きワークを進めるうちに、いろいろな気付きがありました。
『ネガティブに思えていることでも、違う角度か -
Posted by ブクログ
子供の才能を伸ばす部屋って?一級建築士が語る個室の影響、家造りのポイントなど。
どこかのサイトで紹介されてて面白そうだったので読んでみたのですが、内容的にはうーん。。。という感じでした。
ご自身が設計されているならではの実例とか、写真とかもっとあるのかと。
海外との比較など描かれているのですが、本当にそうなのかもしれないけれど統計的でないというか、著者の半径内の話だったりするんじゃない?という気がしたり。
子供は部屋にこもって勉強したくないものだ、というのも事実というより著者の価値観ですよね。
そうか、それがこの本の違和感だな。。価値観を事実のように言ってるように見受けられたという事。
私