張燕のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2024/05/30読破
一言 今日は昨日までの総括。
感想 ジャックマーの精神と、確固たる信念からやりたいこと・実行したことが著者の推測と共に記載してあり、面白い物語でした。
下記は印象に残った点
p38
ナマケモノによってこの世界は支えられている
努力したら、成果が出るとは限らない
p84
チャーチルが運命に対しての言葉
「自信に満ちて出発するのは、目的地に着くことに勝る」
p172
「マネジメントの成功の15%は、技術が決め85%は個人との人間関係と問題処理能力が決める」
p217
愚かな人は口で話す。利口な人は頭で話す。思慮深い人は心で話す。馬雲
リーダーは何を言わなく -
Posted by ブクログ
ネタバレアリババ創業者の馬雲氏の半生に添いながら、アリババ創業までとその後の歴史の中で、馬雲氏の考えや発言をベースにアリババへの想いが書かれた本。
はっきり言ってアリババの創業秘話は全くの無知だったので、非常に意外であったのと、馬雲氏の人となりが知れたこと、自分にも還元できる良い考えが数多く書いてあり、前半部は非常に読んでいても並走できる。
一度は読んでおくと良い。おそらくもっと良書が中国語で書かれているはずで、そちらもいずれは読んでみたくなった。
感想を書いていて思ったが、まだ自分が読む準備をできていなかったかも知れないので、近いうちにまた再読したい。 -
Posted by ブクログ
ジャック・マーのこれまでを12章に分類し、それぞれの観点から述べた本。章の中も小分けにされており、どこからでも読み進められる構成になっている。
ジャック・マー、アリババについては昨年の上場に加え、ソフトバンクの孫社長が出資をしていることでも名が知れている。しかしながら、ジャック・マー自身の考え方や生き方、またアリババの経営史については残念ながらほとんど知らずじまいであった。
本書を読んで、ジャック・マーの人生が決して順風満帆ではなく、その時々で決断を下してきたからこそ今があることが分かる。また、彼が国内外のトップリーダーに成長できたのは、彼らと同じくバイタリティやスピード感にあふれているこ -
Posted by ブクログ
アリババ総帥、ジャック・マーの人生哲学(経営哲学よりも上位概念)にフォーカスを当てた一冊。
ジャック・マーは生来無欲であると著者は言うが、私は違うと考える。
経営を通じ「生きるとは」「人生とは」と考え抜く中で、
「人生とは何を経験したかであり、何を得たかではない」という答えに辿り着き、
何かを得るという欲を持つ意味を形骸化させたのではないかと思う。
また、『信用』に対する考え方もマーの悟りの一つ。
人も企業もサービスも『信用』がアセットの中核をなし競争優位性になると説く。
特に不信感が覆うWEBの世界においては『信用』こそが収益の源泉となる。
そして、『信用』を築くには常に誠実さを第一に