森彰英のレビュー一覧

  • 少子高齢化時代の私鉄サバイバル 「選ばれる沿線」になるには
     目次を目にしただけで、山積みの課題に目がくらみそうになる。人口減少、都心集中、高度成長期の負の遺産。サバイバルなどありえるのか。
     だが著者は、旅客人員の変遷や、定期・定期外別増減のグラフを元に、スカイツリー開業、タワマン需要と、活性化要因をもひもといてゆく。
     田園調布や成城をはじめとする、かつ...続きを読む
  • 「ディスカバー・ジャパン」の時代 : 新しい旅を創造した、史上最大のキャンペーン
    日本に新しい旅のブームを呼び起こし、国鉄のイメージを変えた「ディスカバージャパン」その後「いい日旅立ち」や「フルムーン」という言葉やブームを巻き起こおした経緯などが、よくわかります。
  • 少子高齢化時代の私鉄サバイバル 「選ばれる沿線」になるには
    2020.03.07 ほぼ同じ問題意識。良く調べられているし、良く足を使って確認されていて本当に素晴らしいと思う。
    著者ご本人も解は見つけられなかったと締めくくっている。ただ、ヒントはコミュニテイとストーリーだそうだ。とてもとても参考になった。
  • 大手私鉄の知恵とチカラ : 激動の時代をどう走るか
    へ~そうなんだ、というのが多くて面白かった。
    ちょっと昔の本だから、ここ5年でさらにどう変わったのか気になる。
  • 本ってなんだったっけ?―紙の本の未来を考える
    「読書人」に連載の評論集。
    紙の出版物、本そのもの、出版界など大きく3つのジャンルに分けて論じる。
  • 本ってなんだったっけ?―紙の本の未来を考える
    評価が難しい本。値段と分量と満足感でのバランスという意味で。
    本にまつわる諸々の文章をかき集めて、さて、私にとって本ってなんだっけ?、が正しい流れなのかもしれないが、本が出た2013年12月の「今なう」な感じがあるわけではなく、どちらかというと長い時間の中からの視点。

    本屋・中身を作る・本を読むの...続きを読む