伊東素晴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ共感の嵐。
主人公の人見知り具合が異常なんだけど、わかるわかると何度も頷いてしまう。
自分を見ているかのようだった。
入学式という一気に人間関係がリセットされる日。
不安と心配で新しい仕組みや人間関係、膨大な情報量に脳みそが混乱する。
感情を全てオフにして流れに身を委ね、耐え抜こうとする主人公。
当座は何も考えずその場を乗り切ることにすべての神経を注ぐだけなので楽だけど、あとからツケが回ってくる…。
先生や友達の言っていたことをすっかり忘れてしまっているのだ。
表面上はわかってる風を装うけど、本当はまったく理解していない。
なにせ感情をオフにしていたのだから。
こうなったらもう一度確認するし -
購入済み
これはわたし!
この本を読んで、ひーちゃんの生き方や考え方があまりに私と同じで、びっくりしました。
ずっと生きづらさを抱えて、それでも這いずりながら生きていく。ひーちゃんは私。
それでも、最後にひーちゃんが自分で生きる道を見つけたように、私も探し続けたいと思いました。
なんともない人から見たら、ひーちゃんの行動は「は?なんで?」なんだろうなぁ。面倒くさいんだろうなぁ。
でも、知って欲しい。こういう人もいるということ。