十川ゆかりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
泣いて、泣いて、笑顔もくれた本。私は、見知らぬおじさんのエピソードとドラえもんのエピソードがすきです。うん!うん!この間、人の誕生日を全力で祝ったからこそ、誕生日の大切さに気づいた。良いエピソードだけではないけれど、エピソードを集める人がプラスなきもちだと、読む方もわくわくします。私は電車で泣きましたが、むすっとしたサラリーマンに、奇跡のバスケットシューズのお話とか読んで欲しいです。うるっとなることってかっこ悪くない。むしろうるっとなる人程愛を知ってるんだろうなあとこの本を読んで感じました。幸せな本に見えて、幸せを実感してる人らに出会えました!!!!
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Posted by ブクログ
ネタバレ誰にでも一年に一度、平等にやってくる「おめでとう」な日。
それは、誕生日。
子供の頃は親や友達にお祝いしてもらう特別な日だったように思えるけれど、いい歳をした大人になった今は、まず産み育ててくれた親に、そして自分の周りの人々に感謝する日だと、個人的に思っている。
もちろん、いくつになっても「おめでとう」とお祝いされる
のは嬉しい。
この本には、誕生日にまつわるエピソードがいくつも収められているけれど、人の数だけ、思いの数だけ、素敵な話は特別な誰かにだけでなく、生きとし生ける全ての人にありそう。
こういう本を読んでいると、とても幸せな気持ちになる。
私には子供がいないけれど、特に親 -
Posted by ブクログ
渡辺道治先生のvoicyで紹介された感動エピソードが、この本の中に収録されていると知り購入。
心がジーンとするような良い話が31話載っている。短編集なので、さくさく読み進めることができた。電車の中で読んでいる時、少し涙ぐむこともあった。ただ頻繁に「死」の場面が出てくるので、そこは少ししんどかった。
エピソード14「奇跡のボーダー模様」のお話を渡辺先生の読み語りで聴いた時は涙が止められないほど感動したが、自分で読書すると感動が薄いというか、流れていくというか…
内容を耳から聞くことも大切だと改めて感じた。子どもへの読み聞かせをたくさんしようと思う。