野瀬裕子のレビュー一覧
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会計士夫婦が、不況でもビクともしない人生設計のつくり方について述べた本。今の日本の平均的な所得で育てられる子供の数は1.3人という話や、35年の住宅ローンを組むと、ほぼ倍のお金を支払うことになるなど、曖昧に捉えていた金額についてきっちり計算し、提示してくれる。なかでも「買い物上手になる4ポイントが参考になります」と土井氏。「買い物をするときに、いくらかかるかはみなさん考えると思います。でも購入後にいくらの追加費用がかかるのか、それを何年使うのか、不要になったときにいったいいくらで売れるのかについては、あまり考えないと思います。それを考えると、ルイ・ヴィトンのバッグ11万円とWii3万円とでは、
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サクッと読める。著者夫婦が試した内容をもとに書かれており、親しみやすく、信用できる内容。実践的というよりは読み物的な内容も多い。そのなかに目からウロコの内容もある。
例えば、「家は家計の器」という考え方。大きすぎる家はスペースを埋めたくなりついモノをたくさん買ってしまう、大きい家は冷蔵庫置き場も大きい為ともすると価格が高く消費電力の大きい自分たちには不相応な大きい冷蔵庫を買ってしまうという内容。
株式投資の王道、ドルコスト平均法は手数料に気をつける、とか、投資銀行や雑誌オススメ銘柄が信用できない理由等も勉強になる。不動産投資についても理解が深まった。
まったくの個人的な意見になるが、目か -
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ネタバレ<抜粋>
●あらゆる年齢層・収入層の社会人に「あとどれくらい所得が増えたらあなたの生活はよくなりますか?」という質問を投げかけると、その答えは平均2割増しで落ち着く。つまり、年収300万円の人でも、年収3000万円の人でも等しく、「あと2割所得が増えたらいいなあ」と思っている。
●4つの大事なポイント
・自分のお金の入口とその可能性を知る
・自分のお金の出口とその投資効率を知る
・自分の時間とお金の関係を知る
・結果として自分の投資余力を知る
●・家賃、外食、遊ぶための支出(消費)
・株式や自己投資などに使われる支出(投資)
・健康を維持するために必要な支出
・貯金などをして、まったく使 -
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ん~、正直、読む人を不安に陥れるようなタイトルが
ちょっと気に入らないけれど、
それでもスゴいインパクトのあるタイトルだなー。
そして、タイトルのお陰か中身が良いからか、
実際結構売れているようだ。
本書のウリは2つあるように感じる。
一つ目は、物事のかかるお金を
単位当たりに換算して計算しているところ。
1回当たり、・1日当たりで計算すると、
ヴィトンのバックがそれほど高くないのに比べ、
スタバのラテはべらぼうに高いことがわかったりする。
もう一つは、人生全体を俯瞰してお金がどれくらいかかるか、
ざっくりと試算する方法を提示していること。
結婚・車・子育て・持ち -
Posted by ブクログ
■お金を貯めるための4つの視点
1.お金の出口からでていくお金を減らす
2.時間を、お金の出口からてでいくお金を減らすために使う
3.お金の入り口から得られるお金を増やす
4.時間を、お金の入り口から得られるお金を増やすために使う
自分の家計を知ることで、初めて投資するための足腰が出来上がる
■お金を払ってものやサービスを買うときには、投資効率、つまり見返りはいくらなのかを十分に吟味して行う必要がある
■時間を使って給料を増やすか、時間を使わないで所得を増やすか
■ものを購入すると必ずそこには追加費用が発生します
■買い物上手になるための4ポイント
1.それにはいくらかかるのか?
2.それには