子どもに夢を持たせて、独創的に育てるには、
親は少々、いやけっこう変態として生活する覚悟いるのだと感じた。
行き過ぎたと思うぐらいやっても十分だと力強く背中を押してくれる。
見習いたいところがいくつもあった。
合わせてとても真似できないところもいくつもあった。
自分もまだまだ覚悟が足りないのだと思
...続きを読むわされた。
ちなみに東大に受からせたいわけではないが、
子育ての一つしてそういう目的もあると思って読んでみた。
ところがこの本は東大合格を目的としてない。
キャッチーにしたかったから、
タイトルを”東大に受かる”にしたのだろうか?
この本のおわりにも書いてある通り、
結果的に息子が東大に受かっただけ。
それなら、「結果的に東大に受かった育て方」のほうが、
よっぽどよかった気がする。
(以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋)
○眠りに落ちる前にかけてもらった言葉は、
子どもの心にスッっと入るようです。
その日にイヤなことがあったり、
上手くいかないことがっても眠る前にリセットできるのです。(P.18)
○「おたくのお子さん、お利口さんねぇ」と言われたとき、
どう答えていますか?
「いいえ、家ではわがままで困ります!」
「とんでもない!グズで不器用なんですよ」
相手はの方はこの言葉を信じているわけではありません。
ちゃんとわかってくださいます。
でも、そばでこの会話の聞いている子ども本人はどんな気持ちになるでしょう?(P.40)
●すべり台の階段を上ろうとしました。
でも、2段まで上ったところで怖くなって泣き出しました。
私は、「高いと怖いね。今日はやめておこうね」と言って、
その日はすべり台をあきらめました。
次の日は3段まで上りました。
1ヵ月以上経った頃、やっと上まで上がることができました!(P.98)
○行動力を身につけるために大切なことがあります。
それは「何もしない時間」を作ってあげること。(P.161)
○自分の子供には「夢を叶える子どもになってほしい」と思っても、
お母さんが「みんなと一緒でいてほしい。目立ってほしくない」と思っていたら、
子どもはのびのびと夢を叶えることはできません。
「夢を叶える」と言葉で書くと素敵な響きですが、
現実は「人と違うことをする。悪目立ちしてしまう」ことを経験しなくてはなりません。(P.181)