和泉弐式のレビュー一覧

  • VS!! 3 ―アルスマグナの戦闘員― 【電子特別版】

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    ネタバレ

    評価:☆4.5

    長きにわたる悪と正義の戦い、その結末は――?

    「悪が正義をブチのめすのに、他に理由がいるのかよ?」
    というわけで最終巻ですね。
    エリクサーの副作用によるニーイチの異常再生や鎧の特性を活かし、巧妙な作戦と仲間との連携で正義の味方を追い込んでいく展開が燃える!
    デバイス奪うとか熱すぎるw守りにではなく攻撃に使うニーイチかっけぇ。
    そして死力を尽くして、勝つとは言わないまでも最後にはヒーローに一矢報いることができた姿に胸が熱くなった。

    悪側の視点で物語が進むことでより強く感じるけど、正義の反対は悪ではなく別の正義なんだな。

    3巻で終わるのは早いなーと思うと同時に、このストーリ

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    2013年05月16日
  • VS!! 2 ―史上最悪の怪人―

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    ただの悪の戦闘員が主人公という、一風変わった熱血アクションストーリー第二弾。

    生まれた史上最強の怪人レヴィアタンは実は最弱。
    努力を重ね、どんどんと成長し強くなっていくレヴィアタンがいいね。

    そして今巻は姫宮さんが主役だったw可愛い。
    でもニーイチに全く相手にされてないところを見ると少し不憫(´・ω・`)

    しかし、エリクサーの後遺症で死ねない身体になった(=自殺もできない)が故に敵(正義の味方)サイドに捕えられるというのはなかなか面白い展開だね!
    そしてそれすらも「想定の範囲内」と言ってしまうニーイチの作戦とは一体なんなのか。これは次巻が気になる( ̄∀ ̄)

    もっと正義サイドも掘り下げら

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    2012年12月09日
  • VS!! ―正義の味方を倒すには―

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    正義の味方ではなく、悪の、しかもボスクラスではなく下っ端の戦闘員に焦点を当てているという何とも珍しい作品。

    何の力も持ってない戦闘員が主人公ってところがミソですね。
    皆が束になって正義のヒーローを倒そうとするんだけど、やられ役の戦闘員では歯が立たない。
    それでもなお策を巡らせ、命を燃やし、力を合わせることでヒーローに一矢報いる・・・いやぁ熱いね!

    普通の作品でいうところの悪役視点で物語が進んでいくのがとても新鮮。
    1巻しか読んでないけど、2巻はどうなるんだろう・・・?


    「勝機がなければ、つくればいい。」
    「あれは、足掻く者の目だ。自分の無力を知りながら、それでもなお、足掻

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    2012年11月18日
  • VS!! 2 ―史上最悪の怪人―

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    前巻で「ヒーローを倒す」と決意したニーイチが、新たな怪人とともにヒーローたちに立ち向かう。
    悪の戦闘員を主人公とした、正義と悪のバトルもの第二弾。

    面白かった!
    今巻もニーイチの仲間を思う心や打倒ヒーローに燃える気持ちが熱く描かれており、ますますニーイチのことが好きになります。
    また、個人的な今巻の見所は、ニーイチとヒーロー達との交流。
    彼らは立場が違うだけで、本質的には仲良くなれるんだろうな…。
    ヒーロー達は黒野双一のことを気に入っているようだし、それぞれの角度からニーイチのことを認めている節もある。
    ニーイチ側は言わずもがな。
    とは言え、その立場の違いこそがこの作品のポイント。
    今巻の引

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    2012年09月19日
  • VS!! 2 ―史上最悪の怪人―

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    正直、星5つ付けてもいい内容だったぜ!

    3巻が楽しみな引きでしたねえ。
    なんか書くとネタバレ踏みそうなんで何も書けないみたいなw

    とりあえず1巻でおしまいにしても良いような内容だったのに、
    ちゃんと続き書いてちゃんと面白いとか、
    姫もいってたけど、マジこのラノ文庫涙目w

    今回は新キャラとして隊長ちゃんとレヴィアたんが登場。
    どっちもどっかで見たようなキャラではありますが、
    良い感じに溶け込んでると思います。
    でもやっぱレヴィアたんよりジャバウォックかなぁキャラ的に。

    主人公がチート臭いのが若干引っかかりますが、
    次巻を最優先読書で待ちたいと思いますw

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    2012年08月13日
  • VS!! ―正義の味方を倒すには―

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    今月は電撃で買うものが無いという非常事態w
    そんな中、マイミクのT姫が推してたので読んでみた。

    まったくT姫もおおげさな、
    こんな尖った設定の話が面白いわけ…
    って思ってたけども…

    ごめんなさい。めっちゃ面白かったわww

    戦隊物の、悪の戦闘員にスポットの当たった物語。
    負ける運命に逆らえない戦闘員と怪人の憂鬱。

    深い意味があるお話じゃないけど、
    自然と意義の生まれてる感じ。

    ここ最近読んだ単巻の中でも頭一つぬけてるわ。

    T姫様ありがとうw

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    2012年06月30日
  • VS!! ―正義の味方を倒すには―

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    「主人公は負けてはいけない」
    「正義の味方は負けてはいけない」
    では、主人公と正義の味方が対立した場合は―。


    熱い!先が読めない!
    ここまでワクワクしながら読める作品もなかなかないよね。
    悪の戦闘員のニーイチが主人公のこの作品。
    「どうせ正義の味方には勝てない」
    と斜に構えていたニーイチ、そんなニーイチの奥底にあった熱い思い。
    それを気づかせた怪人ジャバウォック。
    常にニーイチを思いそばにいるジジ。
    悪の組織にも、人間ドラマはあるんです。

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    2012年09月23日
  • 黒猫シャーロック ~緋色の肉球~

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    大学生になって家を出た大部分の理由は
    飼い猫が死んでしまったため。

    猫の言葉が分かる、というのに…と
    後悔し続けている1話目。
    出会った黒猫のおかげで、よかったね、な
    最後が分かったわけですが、この時点で
    うっかり泣いてしまいそうな、想像状況。

    からの、2話目の驚き。
    その選択は分からなくもないです。
    むしろ、最初そっち方面で排除? とか思ったら
    それでは理由として使えない、貸し借りが発生、で。
    楽な方へ流れるのは当然ですが、もしもこれ
    それでも居続けたらどうするつもりだったのか。
    あちらにもこちらにもいい顔をしたい、という
    八方美人が出てきてます。

    3話目は、まさかの昔伏線が。
    一体ど

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    2018年07月17日
  • 黒猫シャーロック ~緋色の肉球~

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    猫と会話ができる大学生と、謎解きをしていないと退屈でたまらない黒猫。ホームズに絡んだ小ネタも楽しい。人間と同じしゃべり方の猫もいれば、合間に「撫でて撫でて」と甘えが入る猫もいて可愛い。

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    2018年04月10日
  • セブンサーガ ~七つの大罪 赤き竜は憤怒に燃えて~

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    ストーリー構成はなかなか。読者の期待をうまく裏切る構成になっている。だが全体的に悲劇調で英雄譚としては微妙にも思える。

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    2016年07月07日
  • セブンサーガ ~七つの大罪 赤き竜は憤怒に燃えて~

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    前作『VS!!』が大好きすぎたので、買うっきゃなかった。
    前回はド直球の特撮ヒーローものでしたが、今回はド直球ファンタジー。七つの大罪絡みです。「竜の巣(ドラゴン・ネスト)」とか「嵐の海(ストーム・シー)」とか「ペンドラゴン(竜を統べる者)」とかそういうシンプルでベタなネーミング…好きだ。

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    2016年04月08日
  • VS!! 2 ―史上最悪の怪人―

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    ああもうやっぱり面白いー!
    1巻のジャバウォック…「史上最強の怪人」に続いて今回は「史上最悪の怪人」。はて…?と思っていたらそう来るかー!確かに最悪だ。
    そして隊長も代替わり。渋かった前1号に代わって登場したのはまさかの「隊長ちゃん」!うむかわゆい。
    21号のあだ名が「ダークヒーロー」になって、英雄の桜ちゃんとフラグが立っている…。
    …ハッ、これは「敵か味方かブラック」がやれるのでは!?
    と思ったら大ピンチそして続く。…続きをすぐ読まねば!

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    2013年08月24日
  • VS!! 3 ―アルスマグナの戦闘員― 【電子特別版】

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    完結。最後までアツくて面白かったです。悪の集団と言ってもいろいろあるし、極めて“普通の”人間っぽさもあるぞと思わせる中で、最後まで自分の信じる悪を貫き通した戦闘員たちには感服。欲を言えばもう少し脇のエピソードも読みたい気もするけどしっかり締まったんじゃないかと。完走お疲れ様でした。

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    2013年01月15日
  • VS!! ―正義の味方を倒すには―

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    怪人ですら敵わない無敵のヒーローに挑む、雑魚戦闘員の熱血ストーリー。

    まさか全身黒タイツの下っ端の悪役にスポットライトがあたる小説があるなんてねぇ。
    変に熱く、変に入り込める設定で、ラノベならではのノリで楽しく読むことができた。
    でも、演出が下手。
    せっかく挿絵が多く残せるラノベという媒体なんだから、悪役戦闘員やヒーロー達の変身後の姿を扉絵や表紙、登場人物紹介で描いてほしかったなぁ。
    そうしたらもっと入り込めたのに…。
    ヒーローが必殺技とか武器とかにを出したときにどうしても文字だけでは分かりにくかった。

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    2012年09月08日
  • VS!! 2 ―史上最悪の怪人―

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    今回もアツい展開ですね。ジャバウォックの遺志がいろんなところに繋がっててよかったです。一巻だけじゃ惜しいもんなぁ。戦闘員も英雄も、一人の人間なんだなぁというのをあらためて伝えられたデートパート。まあインパクトはそこよりも、正座ジト目のジジさんこそが最強と思いました。まる。

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    2012年08月15日
  • VS!! ―正義の味方を倒すには―

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    悪の組織の戦闘員の話。ヒーロー側じゃない方もちゃんと生活が、生き死にがあるんだなと。斜に構えながらも最後はアツくなった21号がいいキャラでした。ジャバウォックも好きなキャラだったけど再登場が見込みづらいのが残念。相手が正義の味方だけあって、嫌らしいところを少なくしつつその上で敵役に仕立てるのって結構難しかったんじゃなかったかなぁとも思ったり。

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    2012年01月26日