猿谷雅治のレビュー一覧
-
タイトルのストレートさが目について読んでみた。
単純に非常に面白かった。
現有人員、現有設備のポテンシャルを最大限に高めるような人間主義経営とでもいうような、人の心、主体性を引き出すやり方で10ヶ月足らずで黒字に転換。
経営の泥臭さを深く感じる作品。Posted by ブクログ -
万年赤字会社を10ヶ月で黒字化した物語です。
黒字という響きに飢えており、また会社ってどうすれば変わっていくのか知りたくて手に取りました。
印象的だったのは、出向社長と社員との1on1で、誰もが赤字の原因についてオレだという人間がいなかったこと。
それを受けて出向社長は「オレがやる、協力する、明る...続きを読むPosted by ブクログ -
会社経営というトピックを、町工場のストーリーに沿いながらわかりやすく説明している。
ただの経営ノウハウ本とはその点で違い、すぐに読み込むことができる一冊となっている。
経営者にとって必読書である。Posted by ブクログ -
事業黒字化に向けて大きな設備投資をせず一年以内にその目標を達成。
システム面とメンタル面の両面から息もつかせぬスピードで矢継ぎ早に施策を実行してやり抜く。
私が最近手にする本は頭で考えるテクニック中心のビジネス書が多いが、久しぶりに昭和のものづくり現場の泥臭さや汗の匂いが感じられ心を熱くする事...続きを読むPosted by ブクログ -
経営者が赤字続きの会社を黒字化させ、それを常態化させる物語とともに、どんな施策を取り組んできたのかを学べる。とても読みやすい。この本を読んで感じるのは、コミュニケーションがいかに大切かということ。企業の目指すべき目標を従業員全てに理解をしてもらい、中間管理職が各職場の目標に落とし込む。その目標に向か...続きを読むPosted by ブクログ
-
20150208
自分の勤める会社が、2年連続の赤字決算となるため『黒字化せよ!』というタイトルに強烈に惹かれて読んでみた。
著者の実体験に基づいた、万年赤字だった会社を、1年で黒字化させるまでの挑戦を、小説仕立てで綴った珍しい作品だった。20年以上前に出版された作品ではあるが、経営を取り巻く環...続きを読むPosted by ブクログ -
ストーリーとその解説が並行して読める形式。だが解説のところでいつも止まってしまう。上手く行き過ぎの感があるが、仕事に活かせる要素が詰まっていて内省できた。Posted by ブクログ
-
全社目標 部門ミッションの土台となる経営哲学(企業観・職場観・人間観)のすり合わせ。
経営哲学は心構えであり、実現しなければ意味がない。
なぜ目標が達成できないか全員から聞く。
◎全社目標を実現する為に、各部、各課はどのような改革、改善を行うのか検討し、その改革・改善をそれぞれの部、課の目標を設定...続きを読むPosted by ブクログ -
オレがやる、協力する、明るくする
部下を育てるのが社長の仕事
プラスの打ち込み
いつか役立ちそうなことがたくさんあった。
歳とってからまた読みたい1冊。Posted by ブクログ -
疲れた時に良い本。
知らず知らずのうちに仕事の目標を見失う、これは誰にでもあることだと思う。左遷人事の恨み、長年続いたコストカットへの不満・・・ビジネスにとっては本質ではないものだけれども人間としては自然な感情だからしょうがない。問題は感情を整理し、正しく目標を設定し、そこへ向かってやる気を喚起で...続きを読むPosted by ブクログ -
経営というより、マネジメントの手法をわかりやすく説いてある。
1980年代に書かれたようだが、小説形式なので、
誰でも楽しみながらさくさく読めてしまう。
本の中では、できすぎと思われるような順風満帆な印象を受けるが、
最後の解説にあるようにかなり頁を削ったようで、
実際には周囲を味方につけたり行動に...続きを読むPosted by ブクログ -
この本は、戦略でも、ビジネスプロセスの変革でもなく、マネジメントの本だと思う。
現場を変え、モチベートし、会社を変え、黒地にする話で、
綺麗な戦略や、工業経営、原価管理の話がメインではない。Posted by ブクログ