中西孝樹のレビュー一覧

  • トヨタのEV戦争
    昔、日本の自動車産業の強さは『擦り合わせ』にあると藤本隆宏氏が書いていた(書名は覚えていない)。その強さでは勝てない時代が訪れたことを知らされる一冊。

    本書が指摘するようにEVの是非論(EVだけで脱炭素が達成されるわけではない云々)は意味がなく、世界のルールが、EVオンリーに変わってしまっている。...続きを読む
  • トヨタのEV戦争
    フル装備、全方位マーケットの巨大な企業が出遅れるのは仕方ない。新たなマーケットガバナンスをどう描けるのかの問題。イノベーションの観点のみで語られるべきでは無い時代に入った。
  • 自動車 新常態(ニューノーマル) CASE/MaaSの新たな覇者
    コロナが自動車産業に及ぼす影響がグローバル視点で書かれている。個人的には業務上で知りえる情報ばかりだったが、エビデンスを絡め分かりやすい内容だと思う。

    自動車のオンライン販売に特に日本いるとそこまで普及していない印象だが、アメリカなどでは浸透していくとの予想で参考になった。
  • 自動車 新常態(ニューノーマル) CASE/MaaSの新たな覇者
    コロナが自動車業界に与えた大きなインパクト。
    これによって、自動車業界は今後どう変わっていくのか?主に自動車メーカーの観点から綴った内容。
    一口にコロナの影響と言っても、業界によって異なるし、会社によっても異なっているのであるが、
    殊自動車業界においては、これまでの延長線上の流れにいるのは変わらない...続きを読む
  • 自動車 新常態(ニューノーマル) CASE/MaaSの新たな覇者
    第7章(最終章)を読むだけで十分価値あり、むしろそれ以外は少しマニアックで退屈だった。

    最も印象に残ったのは、ハードからソフトへの移行が加速してもものづくりを軽視するわけではない。あくまで ボーリングの1番ピンとしてソフトウェアを狙い、その最も後ろにあるハードウェアにヒットし、良質廉価なものづくり...続きを読む
  • CASE革命 2030年の自動車産業
    2019.12.16 車に関する知識がないと理解が難しいところがある。なかなか難しかった。GAFA対車メーカーの攻防。自動運転の実現への道。電気自動車の普及。maasの普及など示唆に富んだ面白い内容。急には実現しないようだ。一般化は2035年以降かなぁ???
  • CASE革命 2030年の自動車産業
     個人的には、CASEはMaaSの一要素だと考えている。

     Connected(繋がる)
     Autonomous(自動化)
     Shared & Service(シェア&サービス)
     Electric(電動化)

     間違いなく、クルマの目指すモノづくりはCASEになっていくのだが、MaaSの世界から...続きを読む
  • CASE革命 2030年の自動車産業
     日本の基幹産業である自動車産業の構造が大きく変わろうとしている。トヨタ等が他業種との連携を急ピッチで進めている背景に、近い将来、 Maasに見られるように自動車のあり方が大きく変わる可能性があるからだ。自動車製造業の雄として君臨していた企業も、自動車を生産させられる立場に回るかもしれない。そんな激...続きを読む
  • CASE革命 2030年の自動車産業
    CASEそれぞれの観点から、各社の動向や近い将来の展望が描かれているが、もう少し掘り下げられた議論、緻密な検討が欲しかった。
    ネタ集めとして読んだので多少は情報を得られたが、もう少し的を絞った書が読みたいところ。
  • CASE革命 2030年の自動車産業
    自動車産業、そしてモビリティーサービスの未来を分析・考察していて、CASEやMaasといった最新の概念のことがよく分かる。欧州の将来の規制方針などを見ると電気自動車が大半になるかのようなイメージを受けるが、実際にはそれほどEVが普及しないという予測も説得的だ。
    様々な未知の、あるいは目新しい概念が色...続きを読む
  • トヨタ対VW
    著者は自動車業界アナリスト。世界を席巻する2大企業トヨタとVWを分析する。両者は得意とする地域がかぶっていない。例えばトヨタは米国市場で強いのに対しVWは中国・欧州で強い。トヨタはプリウスに代表されるハイブリッドに注力するのに際し、プラグインハイブリッドに力を注ぐ。トヨタはトヨタ・レクサスを自前で育...続きを読む
  • トヨタ対VW
    自動車産業全体の課題
    トヨタの課題
    VWの課題

    それぞれの課題解決

    という構成で展開されていて読み易い

    情報としては既知のことが多いけど、
    課題の定義

    解決策の定義は 一対なので、
    定義するための情報の整理、が本書の価値になるかと。
  • 成長力を採点! 2020年の「勝ち組」自動車メーカー
    業界勢力図やプロフィールのおさらいと言う感じで、タイトルのような中期的な洞察という意味では、少し物足りない。各々の自動車メーカーが抱える課題や、得意分野を浅く網羅するには良いか。例えばスズキの項などは、スズキだけに特化した一冊にした方がより深く面白いだろう。既にそのような本もあるから、そちらを読めば...続きを読む
  • トヨタ対VW
    小学生の頃よく「ボロクソワーゲン」などと言っていたものだ(私だけ?)
    今や日本でも本当によく見かけるようになったし、いい車だと思う。
    生き残るのはどっちだ?
  • トヨタ対VW
    何度も同じ内容が書かれていたり構成が雑な部分や単語の使い方が変なのは目に付くが、重複を除けば基本的にはとてもわかりやすい内容だと思います