中西孝樹のレビュー一覧

  • CASE革命 2030年の自動車産業

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    ネタバレ

    日本の現状を知れたらと思って読んだが、正直なところ今の自分には少し難しかった。ただ、各メーカーの現状、各国の状況がしっかり触れられていたので、これからどう変化していくのかは読み取れた。2030年と聞くとまだ先だと感じる部分もあるが、すでに革命の変化はすぐそこで起こり始めているわけで…。日本の車の使い方(乗り方)も大きく変わっていくのだろうか。いつまでも時代に取り残されないようについていきたい。

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    2025年09月05日
  • トヨタのEV戦争

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    トヨタの歴史から今後の予測まで書かれている。また他社のことも少々。会社のことだけでなく、EV関連の社会事情(法律や規則)や技術的な進捗についても理解できる。

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    2024年05月05日
  • トヨタのEV戦争

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    EVで車体が重くなりタイヤの摩耗が激しいとか、そもそも価格が高すぎるとか、ガソリンの匂いが好きだとか。中々普及しないEV。日本にはハイブリッドがあるし、それがベストではという意見もあるが。トヨタは、マルチパスウェイ戦略。全方位で攻めていくという事だ。吉凶どうなるやら。

    日本では2035年乗用車を100%電動化(ハイブリッド車を含む)、商用車は2040年までにカーボンニュートラル燃料を含めて100%電動化を目指す。リーマンショックが自動車業界に齎した3つの構造変化①需要構造が新興国に変わるパラダイムシフト②設計標準化、部品共通化による差別化要素の縮小とそれによるコスト競争激化③グローバルなサプ

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    2024年04月05日
  • トヨタのEV戦争

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    昔、日本の自動車産業の強さは『擦り合わせ』にあると藤本隆宏氏が書いていた(書名は覚えていない)。その強さでは勝てない時代が訪れたことを知らされる一冊。

    本書が指摘するようにEVの是非論(EVだけで脱炭素が達成されるわけではない云々)は意味がなく、世界のルールが、EVオンリーに変わってしまっている。EV対応にしくじればトヨタをはじめ日本の自動車産業は総崩れになることを本書は明らかにしている。第7章「テスラの野望」を読むと、イーロン・マスクは恐ろしい異才でトヨタを捻じ伏せる力を持っている、と震撼する。

    日本の自動車産業の現状を知るには良い一冊だと思う。ただ、業界知識がないと専門用語が多いので辛

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    2023年11月18日
  • トヨタのEV戦争

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    フル装備、全方位マーケットの巨大な企業が出遅れるのは仕方ない。新たなマーケットガバナンスをどう描けるのかの問題。イノベーションの観点のみで語られるべきでは無い時代に入った。

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    2023年11月05日
  • 自動車 新常態(ニューノーマル) CASE/MaaSの新たな覇者

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    コロナが自動車産業に及ぼす影響がグローバル視点で書かれている。個人的には業務上で知りえる情報ばかりだったが、エビデンスを絡め分かりやすい内容だと思う。

    自動車のオンライン販売に特に日本いるとそこまで普及していない印象だが、アメリカなどでは浸透していくとの予想で参考になった。

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    2022年04月18日
  • 自動車 新常態(ニューノーマル) CASE/MaaSの新たな覇者

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    コロナが自動車業界に与えた大きなインパクト。
    これによって、自動車業界は今後どう変わっていくのか?主に自動車メーカーの観点から綴った内容。
    一口にコロナの影響と言っても、業界によって異なるし、会社によっても異なっているのであるが、
    殊自動車業界においては、これまでの延長線上の流れにいるのは変わらないまでも、
    その変化のスピードが極度に増したのであることがよく理解できた。

    中国に過度に傾倒していたサプライチェーンの問題しかり、
    各国・各市における公共交通機関とのバランスしかり、コロナによって多く変化ももたらされた。
    自動車業界に身を置く我々が考えておかねばならないことは、こうした流れの変化の中

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    2021年05月01日
  • 自動車 新常態(ニューノーマル) CASE/MaaSの新たな覇者

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    第7章(最終章)を読むだけで十分価値あり、むしろそれ以外は少しマニアックで退屈だった。

    最も印象に残ったのは、ハードからソフトへの移行が加速してもものづくりを軽視するわけではない。あくまで ボーリングの1番ピンとしてソフトウェアを狙い、その最も後ろにあるハードウェアにヒットし、良質廉価なものづくりが極められるというところ。

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    2021年01月31日
  • CASE革命 2030年の自動車産業

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    2019.12.16 車に関する知識がないと理解が難しいところがある。なかなか難しかった。GAFA対車メーカーの攻防。自動運転の実現への道。電気自動車の普及。maasの普及など示唆に富んだ面白い内容。急には実現しないようだ。一般化は2035年以降かなぁ???

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    2019年12月15日
  • CASE革命 2030年の自動車産業

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     個人的には、CASEはMaaSの一要素だと考えている。

     Connected(繋がる)
     Autonomous(自動化)
     Shared & Service(シェア&サービス)
     Electric(電動化)

     間違いなく、クルマの目指すモノづくりはCASEになっていくのだが、MaaSの世界から見るとCASEはモビリティの一要素でしかないようだ。
     つまり、運ぶのは何でもいい。
     それこそ、CASEすっ飛ばしてドローンになる可能性もゼロではない。
     但し、現状一番実現可能性が高いのがCASEというだけの話であって。

     やはり、最終勝者はMaaSのプラットフォームだと思うのだが、そ

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    2019年10月20日
  • CASE革命 2030年の自動車産業

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     日本の基幹産業である自動車産業の構造が大きく変わろうとしている。トヨタ等が他業種との連携を急ピッチで進めている背景に、近い将来、 Maasに見られるように自動車のあり方が大きく変わる可能性があるからだ。自動車製造業の雄として君臨していた企業も、自動車を生産させられる立場に回るかもしれない。そんな激動の時代を迎えていることが実感出来る1冊である。
     自動車産業のコンサルティングの立場からテンポよく解説されているが、素人には専門用語が少々とっつきにくい面があった。

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    2019年07月03日
  • CASE革命 2030年の自動車産業

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    CASEそれぞれの観点から、各社の動向や近い将来の展望が描かれているが、もう少し掘り下げられた議論、緻密な検討が欲しかった。
    ネタ集めとして読んだので多少は情報を得られたが、もう少し的を絞った書が読みたいところ。

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    2019年05月12日
  • CASE革命 2030年の自動車産業

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    自動車産業、そしてモビリティーサービスの未来を分析・考察していて、CASEやMaasといった最新の概念のことがよく分かる。欧州の将来の規制方針などを見ると電気自動車が大半になるかのようなイメージを受けるが、実際にはそれほどEVが普及しないという予測も説得的だ。
    様々な未知の、あるいは目新しい概念が色々と出てきて、それを略号化して、その後は当然のようにその略号を繰り返し記載しているが、少し間が開いてから出てくる略号は、それが何だったのか思い出せなかったりする。自動車業界の人やモビリティーの将来を真剣に考えている人には当然の前提としても、一般読者向けには、もう少し工夫が必要な気がする。また、誤字や

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    2019年04月14日
  • トヨタ対VW

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    著者は自動車業界アナリスト。世界を席巻する2大企業トヨタとVWを分析する。両者は得意とする地域がかぶっていない。例えばトヨタは米国市場で強いのに対しVWは中国・欧州で強い。トヨタはプリウスに代表されるハイブリッドに注力するのに際し、プラグインハイブリッドに力を注ぐ。トヨタはトヨタ・レクサスを自前で育てるのに対して、VWはランボルギーニ、ポルシェ、VW、ドゥカティなど買収戦略...etc.
    読んだ鮮度がよくないのだが、本書の刊行は2013年。2018年の今ではコネクテッドカーやら自動運転が蔓延っている。色々なプレーヤーと素早く手を繋ぐ調整能力がこれからの自動車業界の鍵になりそうな気がする。素人の

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    2018年01月29日
  • トヨタ対VW

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    自動車産業全体の課題
    トヨタの課題
    VWの課題

    それぞれの課題解決

    という構成で展開されていて読み易い

    情報としては既知のことが多いけど、
    課題の定義

    解決策の定義は 一対なので、
    定義するための情報の整理、が本書の価値になるかと。

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    2017年07月02日
  • 成長力を採点! 2020年の「勝ち組」自動車メーカー

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    業界勢力図やプロフィールのおさらいと言う感じで、タイトルのような中期的な洞察という意味では、少し物足りない。各々の自動車メーカーが抱える課題や、得意分野を浅く網羅するには良いか。例えばスズキの項などは、スズキだけに特化した一冊にした方がより深く面白いだろう。既にそのような本もあるから、そちらを読めば良いのだろうが。

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    2016年03月25日
  • トヨタ対VW

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    小学生の頃よく「ボロクソワーゲン」などと言っていたものだ(私だけ?)
    今や日本でも本当によく見かけるようになったし、いい車だと思う。
    生き残るのはどっちだ?

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    2014年09月20日
  • トヨタ対VW

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    何度も同じ内容が書かれていたり構成が雑な部分や単語の使い方が変なのは目に付くが、重複を除けば基本的にはとてもわかりやすい内容だと思います

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    2014年05月16日