宮本弘之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ありがちな、お金持ちになるための本ではなく、
日本にいるお金持ちはどんな人たちなのかを
紹介した本。
日本には、
親から財産・事業を相続した金持ち、
自分の能力でこつこつ財産を築いた金持ち、
株式公開等での突然の金持ち、
がいるらしい。
お金持ちの考え方、お金持ちならではの苦労、
そして、日本のお金持ちにもうちょっと積極的になってほしいという意見が紹介されていて、
まあまあ面白かった。
一般的な人の求める自宅や別荘、車と言った高額消費はおおむね3億円くらいで収まる、と書いてあったが、
そこらへんが日本の悲しさかな。
アメリカだったら、
3億円では収まらない、超絶金持ちに対する高額サービス -
Posted by ブクログ
ネタバレ●内容
・野村総研金融コンサル部長によるお金持ち研究
・先祖代々のお金持ちを対象に、「お金が増える理由」「減らない理由」「代々続く理由」に迫る。
●コメント
○お金持ちのお金は、庶民のお金と何が違うのか。資産の総額が大きいので、より多くのリスクマネーを保有できる、というのが大きな違い。
(引用)
・お金持ちのお金の特徴、それは、お金持ち自身がその増減をコントロールできないことです。お金持ちほど株価などに連動するリスクマネーの割合が高い。
・お金持ちのお金は自身の努力の結果ではなく、経済や社会の環境変化によって大きく変動する性質を持っています。…お金持ちが持っているお金は、その額が大きけ -
Posted by ブクログ
今の日本でお金持ちになりたければ、事業主にならなければならない。確かに事業主以外にも、スポーツ選手や芸術家、医者や弁護士などの資格持ち、官僚、政治家など上げればきりがないが、その大半を占めているのは紛れもなく自分が会社を運営しているということだ。そして、その資産は不動産、株や債権といった別のものに置き換えられている場合も多い。そのため、経済情勢に左右されることも間々あるが、そんな中でも変わらずその資産を維持しているということは、彼らこそ本当のお金持ちだといえるのではなかろうか。私は20数年の人生の中で、そのような人たちと見えたことはまだない。がしかし、この先の人生でそのような人たちと巡り会うこ