落合真司のレビュー一覧
-
2008年出版当時ガラケーで着メロが隆盛していた時代で、スマホにシフトした今を考えると、デバイスやプラットフォームとエンタメの切り離せないと確認させられた。セールス観点からのエンタメ提供は本質ではなく、それに伴う企画も陳腐なものに思えた。「ココロを動かす」この本質に今一度向き合うべきと思う。Posted by ブクログ
-
【目次】
序章 みゆきの歌が流れる−水面下の中島みゆき論
第一章 夜からの出発−みゆきの新しい旅
それはこんな夜に始まった/憂き世に何を求めて駆けるのか/with・・・そのあとへ君の名を綴っていいか
第二章 コンサート’90・8・20 みゆきイズムを求めて
僕たちは雨に濡れた街角に立っていた/...続きを読むPosted by ブクログ -
【目次】
序章 中島みゆきを語りたい
第一章 コンサート・ツアー'92 波動の行方
報われぬ季節を越えて
薔薇かもしれない,毒かもしれない〈大人への儀式〉
もう一度生まれるために人は生きている
光を追い越して走るみゆき
第二章 愛が国境を越える時『EAST ASIA』
アジアの街が浅い眠り...続きを読むPosted by ブクログ -
【目次】
序章 不毛の90年代を越えて
第1章 くりかえす喪失と警鐘−−『わたしの子供になりなさい』の呼吸法
下町の路地に向かって/時間を積み重ねた春の喪失とやさしさ/くりかえす哀しみを照らす灯をかざせ
第2章 コンサートツアー'98 母胎からの信号
新しい回想への滑走/傾斜10度の旅/心の自然...続きを読むPosted by ブクログ -
冒頭から切なくなるほど著者の音楽に対する深い愛が伝わってくる。ただ、何故CDが売れなくなったのか、何故こぞって過去の名曲がカバーされるのかなど、現象を客観的に分析して論じようというとき、しばしば情動に突き動かされた印象論に流れがちなのが気になるところ。論点の軸も絶えずぶれて、読んでいて振り回されるよ...続きを読むPosted by ブクログ