インターネット権利侵害 削除請求・発信者情報開示請求“後”の法的対応Ｑ＆Ａ

深澤諭史

削除請求・発信者情報開示請求が行われた後の対応について、被害回復手段、賠償請求のコツ、当事者の属性に応じた配慮等のノウハウを、Ｑ＆Ａ形式で具体的に挙げて解説。裁判例や和解等の実例を豊富に盛り込んで解説する。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 学術・語学 / 法律
• 出版社: 第一法規
• ページ数: 208ページ
• 電子版発売日: 2021年02月12日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 3MB

[ブクログ · ★★★★☆]

なんだろう、開示請求関係の類書に比べて役に立った感があまり強くない。交渉から本案あたりは普通に民事の知識である程度自分の中でカバーできているからだろうか。
とはいえそれはあくまで相対的な話であり、役に立ったか否かといわれれば大変役に立った。なんだそりゃ。
特に交渉の話はスピード感が大切だと知り反省。確かにこの類型だと時間をかけたら先方は安心してしまうだろう。色々と反省させられた。
もっとも役に立つのは損害賠償の相場感が得られることではないか。請求する際にも落とし所を探る際にも大変参考になる。
依頼者にとって赤字になりやすい類型だから、バシバシ弁護士費用も請求したいよね。