AVについて女子が知っておくべきすべてのこと

澁谷果歩

世の中がどんなに移り変わってもAVがなくなることはない。
誰も教えてくれないAVの本当を、いちばんくわしい女性が教えます。

出演作品750点の2018年引退したAV女優、澁谷果歩。
青山学院大学卒、TOEIC990点(満点)で、元スポーツ新聞社勤務の彼女が、女性のためだけに書き下ろしました。

Kカップ爆乳が女優としての武器だったため、以前だったら潜“乳”取材とノリノリに書くんですが、今回は違います。
女性に向けて「AV女優になるということ」をつつみかくさず、本音や真実をまっすぐに書きました。
今までどこにも書かれていない、たぶん日本ではじめての本だと思います。(「はじめに」より)

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学
• 出版社: サイゾー
• ページ数: 261ページ
• 電子版発売日: 2025年09月16日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 3MB

[ブクログ · ★★★★☆]

"ちなみにAV撮影の現場では、女優に対して男優以外はさわらないのがルール。ここは徹底していて、ADさんも非常に気を使ってくれます。
逆に外の世界での方が、AV女優だとわかったとたん気軽におっぱいをさわってくる人がいたりするのは驚きでした。
黙って体にさわってくる人は、業界より一般社会の方がはるかに多いですね。"
これは一般人がもっと知っていたほうがよさそうな気がします。夢を持ったままでいたい場合でも大事なことですね。
包括的性教育が一番必要なのは一般人だと思っていますが、この本読んで余計にそう思いました。

自分が無縁の世界を知ってみたくなって読んでみました。
性欲がないわけではないけど興味の度合いや感覚が全然違うって感じました。
でも根本的な考え方は共感できる部分もいろいろありました。
「終わりが見えていれば走り切れる」とかめっちゃわかるなぁ…
あくまで1人のAV女優経験者による目線だけど、AV新法に関わる人は必読レベルなんじゃないかと感じるくらい内容は濃厚だと思います。
「この作業って意味あるの？」は意味あったようですね。すべてにおいて書くようになったのは面倒くさくても、自然発生した流れがマシだったことに気づく。
それでも、契約書類読むの苦手だからあくまで私にはこういう風に読めたって内容だけど、製作者の故意や過失で女優に損害与えても女優側の賠償ってなってるのやばいですけどね？
歴史を知らないと現行の意味がわからないし、実態を知らないと議論も改善もできないと思います。

東海オンエアがファンザのYouTubeに出てたの見たけど、男性の乳首にもテープ貼ってたの見て、すんごい気をつけてるんだなと思ったの思い出した

特撮AVメーカーが地方ヒーロー番組つくってるのかｗ

ずいぶん昔に大好きなコスプレイヤーさんたちがいて、その人たちのアレンジで作り出した世界観がすごく好きだったけど、今じゃキャラを壊すなって叩かれる世界なの？とビックリした。てかTwitchにいたんだ…

[ブクログ · ★★★★☆]

第6章がいわゆる「出演強要問題」をけっこうほりさげて議論していて勉強になる。他も含め内容的に「こういう感じだろうな」という納得感がある。ポルノ作品よりその業界の問題を考えたいひとは読んどくといいと思う。