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超へっぽこ球児たちの「泣き笑い」劇場――へっぽこという言葉では甘すぎる? 1998年夏。「歴史的」スコアで大敗し、全国に知られた青森県立深浦高校野球部の球児たち。生徒数減で高校自体が存亡の危機に立つなか、野球部員たちは死力を尽くして戦った! 涙あり、笑いありのドラマを描いた話題作が、球児たちの「その後」を加筆し、待望の1冊に。
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Posted by ブクログ
東北新幹線が青森まで延伸されたというニュースが飛び交う頃、たまたま目にしたメルマガの記事に目を引きつけられた。青森県の深浦町にある高校を取り上げた記事だった。1998年夏の甲子園を目指す高校野球の青森県大会で、「東奥義塾高校対深浦高校」の試合が「122対0」という空前絶後の大差がついた試合について触れ、これを取り上げたドキュメントが単行本となっていることを伝えていた。すぐに取り寄せて読んでみた。 この試合をめぐっては、当事者の呑気さをよそに、さまざまな議論が巻き起こって甲論乙駁、中には「道徳」の授業で取り上げる小学校まで出たというから面白い。大差で勝った者、負けた者、それぞれが抱えることになったこの試合の重さは、関係者一人一人のその後の人生に大きく影響を与えているようだ。 文庫版のあとがきを書く著者の視線は実にやさしい。
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