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「自己責任」、「人様に迷惑をかけないように」、自立して生きていくことが喜ばしいとされる世の中で、そこからこぼれ落ちてしまう人はどうしたらいいのか?人に寄りかかることは心地いい、頼ってもいい!交際0日でしょぼい結婚をした著者による自伝エッセイ。
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Posted by ブクログ
よく毒親と言いますが、このような状況ではそうなってしまう親の方が多いのではないでしょうか。いい意味でも悪い意味でも。また、この著者の場合は結婚でうまくいきましたが、さらに貧困に陥るパターンもあると思います。
幼少から普通でないことに不安を持っていた著者は発達障害と診断される。彼女が結婚するまでのエッセイ。 著者は度胸と根性のある素敵な方。 こんな人もいるんだ~と新しい発見だった。しかも2歳しか変わらない!世界は広いなぁ! 発達障害であろうとなかろうと、親を親としてでなく人間としてどのような心性を持...続きを読むち、どのように自分と関係を結んでいるかを客観的に捉えることが親子関係を好転させると思った。
文章を書くのが仕事でなはい専業主婦。しかも、子供の頃から人との違いを感じ、生きにくさを実感していた。登校拒否、感情のコントロールができないなど、なんと大学生の時に初めて、発達障害と病名がわかる。 常にマイナス思考で自分自身に価値も意味も見出せず、母親のいうがままに進路を決めて、普通という名前の偶像...続きを読むに近づこうと努力してきた作者。 大学生の時に、バイトで知り合った人と交際を始める前にプロポーズを受け、結婚。 母親の束縛、監視から逃れたかったのだ。 兄弟は自分の他に兄と弟。その二人は、母親の起こすヒステリーも、スルーできる生き方ができるが、発達障害を持つ作者は、それができずにどんどん自分が嫌いに。 本の後半になると、初めて母親を弾劾できるように。 とはいえ、中の言葉にもあるが、 「毒親とはいえ、二十年間自分を思って、育ててきた人を、嫌な人間とは思いたくない!」 ここだ! 子供を虐待する親も、子供にとっては嫌いになりたくても慣れない親なのだ。 それだけに問題は複雑。 子供自ら、問題を解決することがどれだけ大変なことか。 誰かが手を差し伸べて、そこに生きてることだけで、存在意義があるんだという、実感を持たせることこそが、本当の意味で一つの人生を救える。 実話だけに、文章の下手さをうわまる強さが!
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発達障害で普通に生きられなかったわたしが交際0日で結婚するまで
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安藤まな
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