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認知症ケアの本質、それは「人間関係を整えること」にあり!
認知症のお年寄りは、困りごとが増えるためイライラ・ソワソワと落ち着かなくなりがち。
おまけに「介護している人」との間に誤解やすれ違いが生まれやすくなるため、
円満だった関係が壊れ、つい怒ったり、乱暴な言葉が出たりするのです。
では、「いい関係」をどうやったら作ることができるのか? この本には、そのヒントが満載。
介護者が困る(そして、お年寄りも困っている)次のような問題の解決策が見つかります!
【こんな問題を解決】
●理不尽なイライラ →「話に同調」「逆質問」で回避
●他人の物を盗る →「一言追加」「スキンシップ」でOK
●暴言や悪口がひどい→「苦労話」で気持ちを変える
●出ていこうとする →「忘れ物!」でまず時間かせぎ
●幻覚・幻視で不穏 →「場面を変える」で解消
などなど、「ウソ」「おどかし」「無理やり」に陥らずにできる介護を、
豊富な事例とともにお贈りします。
◎本書の目次から◎
第1章 大事なのは「お年寄りとの人間関係」
第2章 「頼れる人」がいれば介護はうまくいく
第3章 「すれ違い」をなくして人間関係を整える
第4章 お年寄りに納得してもらえる「約束」のケア
第5章 認知症を越えて、穏やかな「旅立ち」へ
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Posted by ブクログ 2020年09月27日
著者の肩書は、介護福祉士・ケアマネージャーになっているが、広島県にあるグループホームの施設長として、入居者、特に認知症の方とどのような接し方をしているのかが具体的ないくつものエピソードとして紹介されている。
もちろんこうすれば正解という対応はないのだが、「その人」に普通に向き合い、周辺症状に振り回さ...続きを読む
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