転生令嬢はのんびり暮らしたい～おいしいプリンを召し上がれ～

森モト / 氷堂れん

いきおくれ令嬢のシーナは、毎日家族からプレッシャーをかけられ居場所がない。「好きなことだけして生きていたい…」と悩んでいたところ、突然前世の記憶が甦る。「おいしいプリンが食べたい！」。そこでシーナは、幼なじみの菓子職人セボンと共に、究極のプリンを作ってのんびり暮らそうと思い立つ。そんなある日、食糧庫の黒い卵からもふもふが誕生して…!?

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 女性向けライトノベル / その他女性向けラノベ
• 出版社: スターツ出版
• 掲載誌・レーベル: ベリーズ文庫
• ページ数: 264ページ
• 電子版発売日: 2020年04月10日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 2MB

[Bb · ★★★★★]

微笑ましく優しい

思い遣りが紡ぐ優しさに溢れる可愛らしいストーリーで、終始微笑ましかったです。でも押し付けがましい行き過ぎた善良ゴリ押し主人公というわけでもなく、少しすっとぼけた感じも楽しい。長男のキャラクターも味があって、憎めない、いかにもな長男（笑）貴族とはいえ実に庶民的で階級の垣根がほぼないし、王族ですら身近。
作者ご本人も続きが書けたらと仰っているように、コッコの成長も当て馬アルバート氏の活躍も読みたい。
ぜひ、続きが出て欲しいです。

[ブクログ · ★★★☆☆]

行き遅れ令嬢は、ふと前世の記憶が蘇りプリンを作る。

何だかすごいきっかけです。
そしてお菓子でお金を貯めるという
とんとん拍子な現実。
とにかく自分の中の記憶を頼りに、どうにか
身分ある方の難題に応えていくという
ある意味お仕事話？
そのうち事故でもあるのか、と思ったのですが
そちら方面はなかったです。

結局幼馴染か、な最後でしたが、身分を考えなくとも
ここまで放置しておくというのは、嫌な感じです。
もう貰い手ないよね？　と恩を着せるような…。
主人公の兄を考えても、本人を考えても
いつ申し入れても大丈夫な気がしますが。
世間体？？