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さわや書店で「文庫X」という企画を立て、全国的に注目された書店員がいます。その書店員の経歴は、慶應義塾大学理工学部中退、そして元ひきこもり。本書は、10代、20代を「しんどいなぁ」と思いながら過ごしてきた著者が、生きづらさを感じている人たちに手を差し伸べたいという一心で書きました。書店員として多くの書物に触れてきた知識を生かして、現代に生きる意味を分析し、前向きになるための考え方やヒントを紹介します。
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Posted by ブクログ
ちょっととりとめもない形の論の運びだけど、言いたいことや今の社会に対して考えていることはよく分かる。基本的にはインターネットやSNSによって、見たいものしか見なくなりがちになってることや、他人に自分がどう見られているか価値基準を外に置きがちな世の中とどう距離を置くかに主眼がある。
ただ、少し疑問に思うのは、タイプAのように夢を追いかけない生き方、日々を受け入れる生き方で良しと思えるかどうかは、実はほとんどの人がその日常を受け入れていて、それが受け入れられない人の方が少ない気がすること。なぜ、さして夢がなくてもタイプAのように生きるべき、と思うのかといえば、自尊心の問題が大きいと思う。おそらく、日々なんとなく生きれている人の方が圧倒的に多くて著者のようにタイプAを目指せなくて辛いと考えるのは、そこに捨てきれない自尊心を抱えているからじゃないのか。であれば、ことはその自尊心とどう健全に付き合っていくかになるだろう。
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