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Posted by ブクログ
この表紙はいいなあ。最近表紙の話しばっかりしていますが、この写真だけでもジンとしてしまいます。昔はいつも川や田んぼで泳いでいました。魚を釣り、虫を取り、ザリガニを取りいつも何かにワクワクして過ごしていました。昔は中野区の辺りも虫が沢山居たし、夏休みは千葉か埼玉の親戚の家に入り浸っていたので、日夜生き物の捕獲に勤しんでいました。
この本も基本は川と少年たちの話しで、友情と魚の話しに終始します。これが何とも瑞々しい文章で、この人心に小学生がきっちり住んでいるなと、その小学生の心情を大人がいい文章で形にしてくれているという風情です。
いいよいいよ本当にいい。大事に取っておいてこっそりまた読もう。これは児童文学じゃなくて、おっさんホイホイ文学ですよ。子供の頃に戻りたいなんて全然思わないけれど、思い返せば暗黒と思っていた子供時代にもきらきらした想い出はありますね。
Posted by ブクログ
さとるに「さよなら」も言わずに引っ越していったこうすけからの手紙が好きだ。ぶっきらぼうだけどいっぱい気持ちがこもってるような気がする。そして、さとるには十分過ぎるくらいそれがわかる。男っていうのは女性に対してはもちろん男同士でも口下手だ。小さい頃からそうだったんだと気がつかされる。さとるとこうすけが再び会うことはないんだろうな、と勝手に思う。小学生が簡単に会いに行ける距離じゃないし、そんな時代でもない。さとるとこうすけが小学生ではなくて大人になってから出会ったとしたら、金さんと浦さんみたいな関係になるんじゃないかな。相手の本当のことや細かいことは知りたいけど深追いしない。でもそばにはいてくれる。いくつになっても優しい口下手たちだ。
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