赤線特区-娼夫の性域-【コミックス版】

アカギギショウ

「特区」…そこは男たちがひと時の快楽を得るために訪れる歓楽街。
徹底的に管理されたその街で、みつるは毎夜、男たちの情欲を受け止めていた。
他人のことにも自分のことにも興味を持たず、心を失くしてしまったかのように…。
そんなある日、歓楽街に逃げ込んで来たヤクザの男・高峯を匿ったことで、
みつるの心が動いていく…。
高峯とのセックスは、今まで知っていたものと全く違う!
その理由が分からず戸惑うみつるを、高峯は特区から連れ出そうとするが…?

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BLマンガ
• 出版社: 道玄坂書房
• 掲載誌・レーベル: MIKE+comics
• 電子版発売日: 2018年12月21日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 265MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

▼あらすじ
「特区」…そこは男たちがひと時の快楽を得るために訪れる歓楽街。
徹底的に管理されたその街で、みつるは毎夜、男たちの情欲を受け止めていた。
他人のことにも自分のことにも興味を持たず、心を失くしてしまったかのように…。
そんなある日、歓楽街に逃げ込んで来たヤクザの男・高峯を匿ったことで、みつるの心が動いていく…。
高峯とのセックスは、今まで知っていたものと全く違う!
その理由が分からず戸惑うみつるを、高峯は特区から連れ出そうとするが…?

＊＊＊

ストーリーの完全度：★★★☆☆
シリアス度：★★★☆☆
せつなさ度：★★★☆☆
エロ度：★★★☆☆
萌え度：★★☆☆☆
総合評価：★3.0

積み本崩し。
表紙に惹かれて購入しましたが、絵柄があんまり好みじゃなかったなぁ…。CP自体はまぁまぁ良かったんだけど…。

それと展開が早いです。「特区」っていう設定自体は面白いのに、その面白さを十分に引き出せていないような感じがしました。
多分、雰囲気が無いんだと思います。絵柄といいストーリーといい、全体的にあっさりしていて、深みがあまり感じられないんですよね。
ページ数は十分あるはずなのに、心に引っかかるものが何もない。受けの過去とか結構悲惨なのに、感情が動かない。面白くない訳じゃないんだけど、全体的に力不足な感じで今ひとつハマれませんでした。

あと、攻めがどういう仕事してる人なのか最後までイマイチよく分からず…。一応、設定ではヤクザらしいんですけど、仕事してる描写が全然無いからヤクザというよりただの優しいチンピラにしか見えなかったです…(^^;)

唯一良かったと言えるのはちはる(店主)の若い頃のお話だけかなあ。若い頃のちはるのお話は普通に面白かったですし、相手のおじさまも割と好みだったんですよね。
何ならユキオじゃなくてこの相手とくっ付いて欲しかったなって思いますし、そもそも今のちはるは40代にしては老け過ぎてる事が気になってしまって…。
年齢差あるはずなのに再会したおじさまと見た目が然程変わらないってどういう事？みたいな(^^;)

まぁ、そんなこんなで私の中では可もなく不可もなくな作品でした。一回読んだらもう満足かな…。

[ブクログ · ★★★☆☆]

アカギショウ先生３冊連続刊行の2冊目。出版社の色なのかな？雲泥の差とまでは言わないが、こっちの方が面白かったです。男娼肯定的なのもいいし、くっついた後の扱いも良い。痛い部分がなくて安心して読めるお話でした。