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「神社ブーム」が続いています。参拝だけでなく、御朱印集めやパワースポットめぐりなど、現代人にとっても神秘的な場所である神社。実は昔も今も、神社やその周辺の森、お堂、修験道は、ご利益だけではなく、不思議な話、怖い話、怪異な話の宝庫だったのです。本書は、西暦807年に創建された由緒ある神社の現職宮司が見聞し体験した、震えるほど怖い話を集めました。今も続く恐ろしい「丑の刻参り」、黄昏時が逢魔が時と言われる訳、見えないけれどそこにいることを知らせてくる浮遊霊・地縛霊、そのお祓いの方法、神職さえも迷わせる霊の力、ご神像や神域や古くからの言い伝えを軽んじたときに下る神罰、みちのくの悲しく恐ろしい記憶、童謡「通りゃんせ」の歌詞そのままに「行きはよいよい、帰りは怖い」の真実……など。神様や目に見えないものを畏れ敬う心や想像する能力を失くさずに生きることの大切さを伝える本です。
...続きを読むPosted by ブクログ 2018年11月25日
とても興味深く面白かったです。
日本人と神道のルーツを感じさせられます。
過去の言い伝えや実際に起こったことを、誇張して書いていないので、非常にリアルに読書体験できました。
とても優しい文体で書かれており、読みやすいです。
ただ、表紙のおどろおどろしさや、帯のまるでホラー本のような煽りは内容と違うの...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月29日
宮司さんが綴った神社をめぐる不思議なお話を集めたもの
丑の刻参りの話やら逢魔が時に魔物に出会う話やらあります。
数年前に山に入った男の子が神隠しにあったようにいなくなって数日も見つからなかったのに見つかったってニュースありましたが、その男の子の話なども綴ってました。
七つ神社のお話は興味深かっ...続きを読む
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