ドクムシ

八頭道尾

7人の男女が目覚めたのは、封鎖された廃校だった。そこにあるのは7日間をカウントダウンする電光掲示板と土鍋、そして肉切り包丁。7日間生き残れば全員解放されるのか？ それとも最後の一人になるまで終わらないのか……蠱毒とは、器の中に毒虫を入れて食い合いをさせる呪術の儀式のこと。2016年4月に映画化もした。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内ミステリー
• 出版社: 双葉社
• 掲載誌・レーベル: 双葉文庫
• 電子版発売日: 2018年06月15日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

漫画の方を読んだことあったのだけれど、こちらのほうがシンプルなんだ。サクサクと人が狂っていく割に漫画の方が戦いが多かったので物足りなさはあった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

　『ドクムシ』は漫画がヒットし、2015年に実写映画化が決定、2016年4月上映したそうな。ということはけっこうな人気があってのことらしい。

　題名なら『クソすばらしいこの世界』が圧倒的によい、2013年上映、この映画は観ていないけどセンスがひかる題名だよね。内容は比べるもなく『バトルロワイヤル』の二番煎じである。異常な世界の黒幕イコール宗教団体って、なんてありきたりなんだろう。女、子供の扱いもステレオタイプだし、逆に男子もぶちのめすキャラがあってもよい。戦闘女子（これもありきたりかな　ヒネリがまるで効いていない、原作者はたぶん10代かもね。