淫妖供物草子 いけにえの蜜の味 1

冬森雪湖

「羅奈のなか、すごい、ものほしそう」毎晩、羅奈の全身にキスする八兵衛。キスでアソコが潤ってくると、指でこすり熱い舌でねぶってくれる。でも恋人同士じゃない。ふたりの関係は、監禁される女と監視する男。出会いは衝撃だった。羅奈が妖怪に襲われ、淫らな触手に今にもその身を貪りつくされると思ったとき、彼が現れたのだ。でも、助けてくれたと思った彼は羅奈を監禁した。彼は羅奈を自分の店『供物屋八兵衛』で商品として高く売るのが目的だから。そのために毎晩、羅奈の生気が美味しいかどうか、味見のキスをするけど…。あんまりやさしくされると勘ちがいしそう。売り物だから大事にされてるだけなのに、愛されてるのかも…なんて…。

• カテゴリ: TL
• ジャンル: TLマンガ
• 出版社: 大都社／秋水社
• 掲載誌・レーベル: 恋愛宣言
• ページ数: 37ページ
• 電子版発売日: 2017年12月12日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 15MB

[マロン · ★★★★☆]

最近この作者さんを知って何作か読んでるんですが、割と暗くて悲しくて、でも惹きつけられる作品が多いと思います。この作品はちょっと趣きが違って、ちょっと軽い雰囲気なのかな。八兵衛さんが謎だけど、なんだかチャーミングだし、羅奈ちゃんが惹かれてしまう気持ちが分かるな。

[totalite · ★★★☆☆]

まあまあ、かな

主人公の悲惨な体質がかわいそう。けれど淡々と進むストーリーは好きです。相手役が結局何者なのかは最後まで明かされないで終わる中途半端な部分もありますが、主人公が幸せそうでまあいいのかな、と思います。全体的な話の好みとしてはまあまあというところです。