さよならピリオド【イラストあり】

水白ゆも / itz

あの日、俺は間違えた……。35歳のクリスマス直前、翔太は彼女に振られた。気づけば周りは彼女持ちや結婚済みで虚しさを覚える。そんななか思い出すのは元彼女ではなく、大学時代に出会った太一だ。強面でとっつきにくそうな第一印象だったが、付き合ってみると妙にウマが合って気のおけない友人になった。だが五年前、酒に酔って一線を越えてしまう。酔いが醒めた翔太は動揺し「男同士なんてありえない」と口走ってしまい…。itz先生の口絵・挿絵も収録。

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: 心交社
• 掲載誌・レーベル: ショコラ文庫
• ページ数: 241ページ
• 電子版発売日: 2017年11月24日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 6MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

itzさんの素晴らしい表紙に惹かれて購入ー
初めて読む作家さんでした。
前半の桜目線のときはよかったんですが、多田目線になったあたりから、じゃっかん、文体が変わった？
多田の渦巻く感情が説明的で、プロット読んでるように感じる点があったかも。
男らしい方が受なのもいーんですが、いまいち萌えポイントがすくなかったかなあ。。
お話自体は好みの設定だったので惜しい。

[ブクログ · ★★★☆☆]

スピンオフの模様。受け攻め交互視点。強面受けでした～。嫌いじゃないけど今回のキャラでいえば自分的に受け攻め逆のイメージ。
すれ違いの応酬でヤキモキさせられる…。受けのセクシャルマイノリティを自覚し悩むエピソードが一番読み応えあった。ただ受けがゲイ(寄りのバイ？)なのに結婚にこだわるのがいまいちピンとこず…一回目はしょうがないにしても再婚はないな～。