入社4年目 仕事に悩んだときに読みたい32の物語 誰かがあなたを気にかけている

未来明広

入社からとりあえず3年はがんばれと言われてがむしゃらに頑張ってきた愛香。3年経ってこれからどうすればいいのか途方にくれていたときに、同じ会社の藤原さんに話しかけられた。年齢はずっと上だし絡み辛いと思っていたけど毎週教えてくれるビジネススキルには圧倒されっぱなし。少しずつではあるけど、もやもやが解消されて仕事が楽しくなってきたかも。毎週の藤原さんとの話が待ち遠しくなってきたころ、藤原さんの本当の理由が明らかに……。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: ビジネス・経済 / 自己啓発
• 出版社: 幻冬舎メディアコンサルティング
• ページ数: 200ページ
• 電子版発売日: 2017年04月28日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 5MB

[ブクログ · ★★★★☆]

＊一期一会。人との出会いを大切にする。
＊まずやってみて、嫌ならやめればいい。
＊傾聴は黙って聞くだけではなく、相手の話を促すことも大事。
キーワードはSUN。そうそう、うんうん、なるほどね。
＊ほめることはスキル。継続して試せば身につく。
＊ほめることは相手を具体的に認めること。おだてることではない。
＊ほめて成長する人がほとんどだが、厳しくした方がいい人もいる。相手がどちらのタイプかを見るために相手の反応を観察する。
＊ほめることと厳しくすることのバランスを考える。
＊未練は過去に向かう。未練を未来へのステップに向かう期待に変える。
＊質問して考え、自分で答えを出して自分のものにする。
＊疑問を晴らす質問、相手の頭の中を見る質問。2種類を駆使する。
＊まず、自分が元気になる。その元気が周囲に伝播する。
＊自分に起こったいいことを思い出し、メモする。また、自分が元気になれる充電方法を考えておく。
＊相手を責めるのではなく、未来に向かう行動を起こすようにする。
＊言葉を発する前に一瞬考えるクセをつけて、日々の言い方を考える。
＊未来へ向かうことが目的であることを忘れない。
＊疑問に思ったら、解決行動をすぐに起こす。
＊相手が未来に目を向けて行動しやすい言い方を考える。
＊短い言葉で伝えることは、自分のスキルアップに繋がる。
＊コミュニケーションを取るためにまず、自分をオープンにする。
＊会話するための自分の引き出しが多くなるように、何事にも興味を広げる。
＊コミュニケーションリストで他の人とのコンタクトの抜けをなくす。
＊変化を求めて、席を変えたりする。
＊本を読むことで色々な人の考えを知り、多様性に出会う。
＊自分に目標を立てる。数値化して達成したかどうか分かりやすくする。
＊感謝を表現し相手に分かるように伝える。ありがとうの言葉をいつも言う。もので表す感謝はサプライズで使うから伝わる。いつもは使えない。そして、感謝は何に対しているか具体的に伝える。
＊時間は命そのもの。
＊自分の時間を分類して考える。未来へ向けての時間と今必要な時間のバランスを考える。
＊短い時間でも継続的に自分に投資するようにデザインする。
＊論理思考は大事なこと。しかし、相手の感情面への配慮を忘れてはいけない。
＊人は自分の思い通りにならない。自分とは違うと自分に言い聞かせる。
＊相手が出来て初めて教えたことになる。
＊備えよ常に。チャンスを逃さないために事前の準備をする。
＊素直な心が成長の糧となる。
＊プライベートでは自分の気持ちを大切にしてノーと言うことも必要。
＊自分が出来る。と考えることが、行動の第一歩となる。
＊自分を見つめなおす時間を取る。
＊大志を確認することで、自分の芯が確認できる。
＊自分のコアを確認することを時々やってみる。
＊何も考えていないと行き着く姿になってしまう。未来を軸に置き、ありたい姿を描き、自分に勇気を与える。
＊自分には思い込みがあると日々言い聞かせて思考停止に陥らない。
＊信頼は相手の身になって考えることで生み出される。
＊相手に真剣に向き合うことが相手を大事だと思うことになる。
＊明るい未来を一緒に探し指し示すことがリーダーシップの入り口。
＊チームで成長することを合言葉にする。
＊自分の今の能力を上回る仕事はチャンス。
＊最初は嫌でも一生懸命にやっていれば、良い方向が見えてくる。
＊頼みは聞く。そして全力で役に立つことを考える。
＊考えた通りに行くことはまれ。と考える。予想通りに進まないことを楽しむ。

登場人物それぞれの視点から描かれており、面白く、テンポよく読み進められた。