ジジ連れ冥土のみやげ旅ｉｎパリ

佐々木千絵

親孝行、しそびれる前に！いざパリへ！ ・超絶マイペースな父 ・スリに超厳戒態勢の娘 ・未知の寒さに怯える伯父。メンバーは揃った。さあ、いよいよ旅の始まりだ!! イラストレーター佐々木千絵38才。平穏な日々に突然訪れた、父の大病…しかし、奇跡的に元気になったある日、ふと思いつく。「もう、いつお別れの時が来てもおかしくない。冥土の土産に父の夢だったルーブル美術館に行こう！」初めての父娘旅！かと思いきや、伯父も加わり、アラ古希の爺ズと3人パリ旅行！ 涙あり、爺連れ旅のコツあり、ほっこり高齢者ギャグありの、9割がた、笑いが詰まった親孝行コミックエッセイ。 画面の隅々まで楽しめる旅のワンポイント＆パラパラマンガはぜひ見開きでお楽しみください。

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 女性マンガ
• 出版社: 祥伝社
• 掲載誌・レーベル: 祥伝社黄金文庫
• 電子版発売日: 2017年03月10日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 63MB

[匿名 · ★★★★★]

ジンワリと心が温かくなるような旅行エッセイでした！私も家族を海外旅行に連れて行ってあげたいなど心から思いました。

[とつこ · ★★★★★]

癒される

興味深く、面白く読ませて頂きました。
立派な行動力！
可愛い絵柄、そしてふたりの「ジジ」になんだか癒やされました〜(*^^*)

[ブクログ · ★★★★☆]

「ジジ」と言っても著者のお父さんはまだ６０代。叔父さんはもうちょっと上で７４歳。「冥土の土産」というには少し早いような気もするが、まあなんてったってパリだからなあ。一世一代感は当然かも。お父さんの希望で、ルーブルをはじめとする美術館巡りに絞った旅の様子が詳しく綴られていて、とても楽しかった。パリに行きたくなる。

全然自慢気に書かれていないけれど、すごく旅慣れた方だなあと思った。Ｈ・○・Ｓの格安フリープランで出費を抑える一方、パリ観光では個人ガイドを雇ったり、ムーランルージュでショーを楽しんだり、ここは、というところでは惜しまずお金を使っている。不慣れな人間（私みたいな）は、そういう使いどころに迷うんだよなあ。ムーランルージュはディナー付きで一人３万円とさすがに高いが、それだけのことはあったとか。うーん、見てみたい。

パリ観光の個人ガイドも大正解だったと書かれているが、ガイドの方はツイッターで見つけたそうだ。こういう思い切りもなかなか真似できないと思う。著者は他にも旅本を出している達人のようだが、気取らない描き方がとてもいい。お父さんや叔父さんとの距離感もほどほどで、そこもよかったです。