日本海軍の歴史がよくわかる本 その誕生から終焉まで

工藤美知尋

ゼロ戦、戦艦「大和」、日本海海戦、山本五十六、真珠湾攻撃、太平洋戦争……。戦史や近現代史に詳しくない人でも、映画やテレビで誰もが知っている言葉ではないだろうか？ 共通する要素は、もちろん「日本海軍」である。明治維新とともに誕生し、太平洋戦争に敗れて消滅。およそ80年の短い歴史であったが、四方を海に囲まれた島国日本にとって、海軍の建設はまさに近代国家としての生き残りを賭けた一大プロジェクトだった――。本書は、そんな日本海軍の“創成期”にスポットを当てつつ、時代と海軍を大きく動かした提督たちや戦闘、組織制度を分かりやすく解説しながら、終焉までの航跡を追った入門書である。世界史に燦然と輝く日本海海戦での勝利、欧米列強との建艦競争と「八八艦隊」、日独伊三国同盟をめぐる海軍内での衝突、日本の運命を決した山本五十六の真珠湾攻撃、そして終戦と解隊など、日本海軍の歴史には“熱いドラマ”が溢れている！

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 趣味・実用 / その他の趣味
• 出版社: PHP研究所
• 掲載誌・レーベル: PHP文庫
• ページ数: 480ページ
• 電子版発売日: 2017年02月17日
• コンテンツ形式: XMDF
• サイズ(目安): 6MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

明治期の日本海軍創設から終焉までを纏めて読めるので、日清・日露～太平洋戦争の軍の変容や敗戦の原因などが俯瞰できます。
ただ文章メインなので、制度的な部分が分かりにくかったです。