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80年代、トレンディドラマの女優として一世を風靡し、現在もテレビ、舞台と様々に活躍する著者が、2003年から取り組んでいる『古事記』をもとにした1人舞台「よみ語り」。脚本担当の阿村礼子さんと独自の解釈を加えて現代語訳した舞台は、魂のこもった演技とともに各地で好評を得、これまでに全国60箇所以上の神社で公演されています。本書は、数ある脚本のなかから、特にこだわりのある5つのエピソードをピックアップしました。それらを演じるなかで生まれてきた神々への想いや、そこから読み取れる日本人の心の原点を、女優ならではの視点から探っていき、感じたこと、考えたことをありのままに述べた初の著作です。「『古事記』ってこんな話だったんだ」と、きっと新鮮な発見があるはずです。脚本(抜粋)とともに、著者がプライベートで撮りためた花の写真もカラーで多数掲載。女優・浅野温子の新たな一面が垣間見える1冊です。
...続きを読むPosted by ブクログ 2013年06月02日
著者(女優・浅野温子)が、日本各地の神社で「「古事記」を題材にした一人語り舞台」をやられている、ということを初めて知ったのは8年ほど前だったでしょうか。
直感的に「観劇してみたい!」と思いながらも、今日にいたってもまだ、その機会を得ることができずにいます。
観劇できなくても、せめてその想いの一端...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月11日
町田康ですら古事記を口語訳するこの時代、『101回目のプロポーズ』や今となっては口の中で舌を動かすギバちゃんしか思い出せない『沙粧妙子最後の事件』等々で一斉を風靡したトレンディ女優・浅野温子が古事記にチャレンジするのもさもありなんと軽く読み始めたが、古事記を選んだ理由からして真摯なもので、古の物語を...続きを読む
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