その土地を買ってはいけない せっかくのマイホームを“災害物件”にしないために

山本強

いつ起きるかわからない巨大な自然災害にも対応できるマイホームを手に入れるには? 「不動産選びの条件は?」ときかれたら、あなたはなんと答えるだろうか?利便性?周辺の環境?自然災害大国の日本で、マイホームが被災しないために、資産価値が失われないために、見極めるべきは「その土地の中身」。画期的なサービスを提供する「地盤のプロ」が提唱する不動産選びのパラダイムシフトとは?

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: ビジネス・経済 / ビジネス教養
• 出版社: 幻冬舎
• 掲載誌・レーベル: ゲーテビジネス新書
• 電子版発売日: 2016年03月11日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 4MB

[ブクログ · ★★★★☆]

地盤という観点で自分の住む家を見直そうという本。一度液状化や土砂災害に見舞われると、自分の命が助かったとしても、その土地はもう資産価値はなくなっているかもしれない。今の不動産価格にはそのリスクは考慮されていない。そんな状況を打破しようとしている人からの情報提供。地盤ネットなどで無料で地盤情報を提供してくれているとともに、地盤保証制度などを立ち上げて、パラダイムシフトを試みてくれている。引っ越しするときは、最低限地盤ネットで検索して引っ越し先の地盤が大丈夫か確認しておくことはこれから必須であろうと思った。