原発に頼らなくても日本は成長できる

円居総一

３．１１後の脱原発論議を経済学の視点から検証し、原子力発電なき経済再生の処方箋を示す。原発は、じつは効率面でも環境面でも優位性を持たない。それがなぜ推進されたのか、代替エネルギーをどこに求めるべきか、エネルギー大転換で迫られる経済の新しい成長モデルとは…気鋭の経済学者がその方程式を読みとく。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: ビジネス・経済 / 経済
• 出版社: ダイヤモンド社
• ページ数: 256ページ
• 電子版発売日: 2015年10月12日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 17MB

[ブクログ · ★★★★☆]

いわゆる原発ムラの専門家でなく、経済学などの観点から原発を論じている点で巷で論議されているのと異なった視点を持たせてくれ大変参考になる。

原発ムラの論理のウソを理解するには良い。ただし筆者は入手できるデータの範囲でみているため、これが全て正解かというとそうでもない。懸賞のロジックをしっかりと理解することが重要だと感じた。