将棋戦型別名局集1 穴熊名局集

将棋戦型別名局集1 穴熊名局集

2,323円 (税込)

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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

「穴熊をただの『穴熊囲い』から『穴熊戦法』に昇格させることに成功しました。これが私の将棋史における大きな貢献の一つでしょう」(大内延介九段)

「当然ながら当初の頃は、皆振り飛車穴熊を軽視していました。だから結構勝率は良かったんです。だからだんだんと…。でも10年ぐらいかかりました。プロにこれは容易ならざる戦法だと認められるまでには」(西村一義九段)

「羽生世代が出てきて、どんどん将棋を体系的にしていきました。その中で穴熊を位置付けることによって、穴熊がきちんと評価されるようになったと思います」(福崎文吾九段)

「本当のトッププロ同士ですと、振り飛車穴熊オンリーで戦って、例えば七冠王とか実現したら尊敬しますね。可能性はないわけじゃないと思うんですけど。よほどのひらめきや才能が必要じゃないかと思います」(広瀬章人八段)

本書が第1弾となる将棋戦型別名局集。その名の通り、特定の戦型の名局を100局集め、解説とともに1冊にまとめた書籍です。「穴熊党総裁」と呼ばれた大内延介九段が、当時の中原誠名人と死闘を繰り広げた1975年の名人戦。異端とされることの多かった穴熊が名人戦の舞台に現れ、本格的な戦法として歩みだしたのが40年前のことです。穴熊は、初めから優秀な囲いとして認知されていたわけではありません。玉頭位取り戦法に対して、どうしたら振り飛車側が最善の陣形を組めるのか、という将棋の技術的なテーマから生まれたものです。その後玉頭位取りは衰退し、代わって居飛車穴熊が現れ現在に至ります。この40年で穴熊戦法はどのような技術革新を遂げたのか。100局の名局が築き上げてきた将棋の歴史と、穴熊戦法に身を託して戦ったプロ棋士たちの軌跡をじっくりとご堪能ください。また、本書冒頭には、監修の大内延介九段の他、西村一義九段、福崎文吾九段、広瀬章人八段の計4名のインタビューと自戦解説を収録しています。名棋士たちが語る穴熊観、穴熊マニアならこれは見逃せません

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将棋戦型別名局集 のシリーズ作品

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  • 将棋戦型別名局集1 穴熊名局集
    2,323円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「穴熊をただの『穴熊囲い』から『穴熊戦法』に昇格させることに成功しました。これが私の将棋史における大きな貢献の一つでしょう」(大内延介九段) 「当然ながら当初の頃は、皆振り飛車穴熊を軽視していました。だから結構勝率は良かったんです。だからだんだんと…。でも10年ぐらいかかりました。プロにこれは容易ならざる戦法だと認められるまでには」(西村一義九段) 「羽生世代が出てきて、どんどん将棋を体系的にしていきました。その中で穴熊を位置付けることによって、穴熊がきちんと評価されるようになったと思います」(福崎文吾九段) 「本当のトッププロ同士ですと、振り飛車穴熊オンリーで戦って、例えば七冠王とか実現したら尊敬しますね。可能性はないわけじゃないと思うんですけど。よほどのひらめきや才能が必要じゃないかと思います」(広瀬章人八段) 本書が第1弾となる将棋戦型別名局集。その名の通り、特定の戦型の名局を100局集め、解説とともに1冊にまとめた書籍です。「穴熊党総裁」と呼ばれた大内延介九段が、当時の中原誠名人と死闘を繰り広げた1975年の名人戦。異端とされることの多かった穴熊が名人戦の舞台に現れ、本格的な戦法として歩みだしたのが40年前のことです。穴熊は、初めから優秀な囲いとして認知されていたわけではありません。玉頭位取り戦法に対して、どうしたら振り飛車側が最善の陣形を組めるのか、という将棋の技術的なテーマから生まれたものです。その後玉頭位取りは衰退し、代わって居飛車穴熊が現れ現在に至ります。この40年で穴熊戦法はどのような技術革新を遂げたのか。100局の名局が築き上げてきた将棋の歴史と、穴熊戦法に身を託して戦ったプロ棋士たちの軌跡をじっくりとご堪能ください。また、本書冒頭には、監修の大内延介九段の他、西村一義九段、福崎文吾九段、広瀬章人八段の計4名のインタビューと自戦解説を収録しています。名棋士たちが語る穴熊観、穴熊マニアならこれは見逃せません
  • 将棋戦型別名局集2 四間飛車名局集
    2,464円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 時代のトップ棋士が残した四間飛車の名局100局! 飛車を四間に振る。美濃囲いに組む―。 簡素で美しい駒組みと、鮮やかなさばきで勝つ四間飛車戦法は数多くのプロ棋士、そして将棋ファンを魅了してきました。本書は大山康晴名人と山田道美八段で争われた第24期名人戦七番勝負第5局、四間飛車対山田定跡から始まり、四間飛車の古今の名局100局を詳細な解説付きで収録したものです。 四間飛車対急戦、5筋位取り、玉頭位取り、左美濃、串カツ囲い、ミレニアム、そして居飛車穴熊。居飛車が繰り出すさまざまな戦術に合わせて四間飛車側もノーマル四間飛車から藤井システムや角交換四間飛車へと進化していきました。本書の棋譜を順を追って並べていけば、四間飛車がどうやって今の形に行き着いたかが分かります。 収録されたものはいずれもその時代のトップ棋士が残したもの。大山の受け、森安の粘り、藤井の独創性・・・。解説では全局に「鈴木大介の見た急所」と題して現代目で分析を試みています。まさに四間飛車の歴史そのものといってよい一冊。ぜひ、この100局を盤に並べて味わい尽くしてください。
  • 将棋戦型別名局集3 矢倉名局集
    2,464円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古今の矢倉の名局100局収録! 金銀3枚で守り、飛角銀桂香で攻める。将棋の基本戦法であり、歴代の大勝負の中心に常にあった矢倉戦法。本書は若き日の大山康晴から現在の羽生善治まで、古今の矢倉の名局100局を高橋道雄九段の詳細の解説でお送りするものです。 第11期名人戦第5局▲大山―△木村「大山、悲願の名人位奪取」からスタートし、第37期名人戦第4局▲中原―△米長「棋史に残る名手▲5七銀」、第40期名人戦第8局▲加藤―△中原「加藤、十番勝負を制し、悲願の名人に」、第19期新人王戦決勝▲羽生―△森内「将棋史に残る端歩突き」などなど、名局が目白押しの一冊となっています。 自分の目で矢倉戦法の変遷を見てきた著者・高橋九段はまえがきにこう書いています。「矢倉は私にとって、ライフワークの戦法と言っても過言ではない。100局を解説するのは、本当に大変な作業ではあったけれど、書きながら、非常に充実感を感じていたのもまた事実。『自分は、矢倉の歴史をこの世に記す本書を書くために棋士になったんだなぁ』自然にそうした思いも込み上げてくる」 まさに全将棋ファン必携の記念碑的一冊。ぜひ手にとって将棋史に残る、矢倉の名局を堪能してください
  • 将棋戦型別名局集4 三間飛車名局集
    2,464円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古今の三間飛車の名局100局収録! 本書は戦型別名局集の第4弾です。三間飛車の名局100局を厳選、石川陽生七段の詳細な解説で将棋史に残る熱戦を堪能できる内容となっています。本書の推薦者である久保利明九段が「私の憧れ」といってはばからない大野源一九段の絶品のさばきから始まり、大山康晴十五世名人、升田幸三実力制第四代名人の圧倒的な力。加藤一二三九段、青野照市九段の編み出した多数の定跡や、中原誠十六世名人の勝ち急がない終盤力のすごさ。また、現代を代表する振り飛車党の藤井猛九段、久保利明九段、鈴木大介八段、さらに中田功七段、戸辺誠六段まで。時代を代表する棋士たちよる、個性的でユニークな棋譜が数多く残されているのが三間飛車の特長です。 これらの将棋を1局4ページ、ぎっしりの解説で鑑賞できます。また、巻頭には「三間飛車をめぐる棋士たち」と題して、時系列に沿って三間飛車を愛用した棋士を紹介しています。本書で三間飛車という戦法の歩みと、それぞれの時代の棋士が残した名局の数々を堪能してください。
  • 将棋戦型別名局集5 中飛車名局集
    2,464円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古今の中飛車の名局を100局厳選 本書は戦型別名局集の第5弾です。中飛車の名局を100局厳選し、鈴木大介九段が指し手の解説と共に、「鈴木大介の見た急所」として現代の目線で一局を通した分析を行っています。 前半は大山康晴十五世名人、升田幸三実力制第四代名人らがツノ銀中飛車で居飛車急戦を迎え撃った名局を中心に収録。後半は近藤正和六段が生み出したゴキゲン中飛車に久保利明王将、鈴木大介九段、菅井竜也七段らが工夫を凝らして中飛車を進化させてきた足跡を辿ることができます。 受身の戦法だったかつての中飛車と、後手番でも主導権を握って積極的に攻勢を取る現代のゴキゲン中飛車。同じ中飛車ながらテイストの違う将棋の見所を解説の鈴木九段はこう言います。 「大山先生の時代の中飛車は一手一手の味わいを見てもらいたい。また、進歩した現代の将棋とどこが変わってどこが変わらないのかというところにも注目です。新しい時代の中飛車は一手一手の積み重ねはもちろん、思想や細かい考え方に着目して並べてもらえればと思います」 一冊で中飛車の歴史の全てが分かる、中飛車党のみならず全将棋ファン必携の書です。ぜひ、盤上中央で繰り広げられる華麗な戦いを堪能してください。
  • 将棋戦型別名局集6 横歩取り名局集
    2,464円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古今の横歩取りの名局を100局厳選 本書は戦型別名局集の第6弾です。序盤から大駒が飛び交い、いきなり終盤戦になることもある激しい戦型の横歩取り。その名局を100局厳選し、詳細な解説で堪能できる内容になっています。 「横歩3年の患い」という、横歩取り後手有利という定説に挑み、それを覆してみせた木村義雄十四世名人。空中戦法で華麗に戦った内藤國雄九段。一番好きな戦法は横歩取りの羽生善治三冠。横歩取りを武器に名人の座を射止めた佐藤天彦名人など、名棋士達の名局を余すことなく収録。 また、前人未到の七冠王誕生の一局や、歴史のターニングポイントになった8五飛戦法の1号局など、棋史に残る対局も鑑賞できます。 珠玉の100局を盤に並べることで、棋士が試行錯誤を積み重ねて進化させてきた横歩取りの歩みを追体験してください。
  • 将棋戦型別名局集7 角換わり名局集
    2,772円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は戦型別名局集の第7弾です。 角換わりの名局を100局収録し、その名手である谷川浩司九段が解説します。 伊藤看寿から藤井聡太の将棋まで、ピックアップした対局については「谷川浩司の見た急所」として現代目線での解説も行っています。 江戸時代から脈々と指されている角換わり。天野宗歩、木村義雄、升田幸三、谷川浩司、羽生善治など、時代時代の棋士たちが工夫を重ねることで定跡が進歩していきました。 「木村定跡」「富岡流」など、最終盤に至る手順まで定跡化されている形があるのが特徴であり、まさに叡智の結晶と言えるでしょう。 また、近年では古くから指されていた形に再び光が当たっている一方で、斬新な仕掛けも登場しています。 今一番研究されており、最も激しく定跡が進化している戦型は角換わりと言っても過言ではありません。 厳選された100局を並べることで角換わりのエッセンスを身につければ、棋力アップはもちろん、今角換わりに何が起きているのかを理解する一助になることは間違いありません。
  • 将棋戦型別名局集8 居飛車穴熊名局集
    2,772円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は戦型別名局集の第8弾です。 居飛車穴熊の名局を日浦市郎八段が100局ピックアップし、1局4ページで詳細に解説します。 対振り飛車の救世主として登場した居飛車穴熊。出現以来、対抗形の戦いはこの囲いを巡る戦いと言っても過言ではありません。 藤井システム、ゴキゲン中飛車、角交換振り飛車など、振り飛車は居飛車穴熊を破るため、また避けるために対策を進化させ、居飛車側もそれらを打ち破るべく研究を深めました。 厳選された100局を並べれば、昭和43年の升田大山戦から平成の終わりまでの対抗形の歴史を追体験しつつ、居飛車穴熊特有の感覚を身につけられること間違いなし。 居飛車党、振り飛車党ともに必携の一冊です。
  • 将棋戦型別名局集9 相振り飛車名局集
    2,772円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古今の将棋の名局を戦型別に収録し、人気を博している「将棋戦型別名局集シリーズ」。本書はその相振り飛車編です。  プロの実戦で現れることが少ないため強くなる教材が少ないのがこの戦型。定跡があってないようなものなので、実戦集を並べて感覚を磨くことは相振り飛車にとって最も効率の良い勉強法といえます。  本書はその相振り飛車の歩みがわかる一冊。  第1局として収録されているのは本因坊算砂VS大橋宗桂。江戸時代に職業としての将棋を作り上げた人たちです。  レジェンドと呼ばれる大山康晴十五世名人、升田幸三実力制第四代名人も相振り飛車を指しています。すでに現代将棋のようなスピード感で戦っていることに驚かされます。  相振り飛車といえば、A級に藤井猛九段、久保利明九段、鈴木大介九段の3人がいた時代を外すわけにはいきません。振り飛車御三家と呼ばれた彼らが順位戦という舞台で相振り飛車の好局を次々に生み出し、そこに谷川浩司九段や羽生善治九段が参戦したことで相振りの定跡は大いに進歩しました。  さらに、菅井竜也八段、永瀬拓矢王座といった新世代の棋士や里見香奈女流四冠、西山朋佳女流三冠といった女流棋士の相振りも収録されています。  まさに相振り飛車という戦法の歩みが網羅された一冊。  ぜひ盤に並べていただいて、その進化の歴史を追体験してください。 第1章 相振り飛車草創期 原始・江戸の相振り 第2章 大野、升田、大山 レジェンドたちの相振り飛車 第3章 怒涛流とだるま流 振り飛車スペシャリストの相振り 第4章 羽生世代と振り飛車御三家 ファミレスのうなぎと鰻屋のうなぎ 第5章 永瀬、菅井、里見 新世代の台頭と女流棋士の相振り

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

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