バビィの麻雀 何切る180連発！！

馬場裕一

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麻雀というゲームにおいて、「何をツモってくるか」は意のままになりません。しかし「何を切るか」に関しては完全にプレイヤーの判断に委ねられています。強い－弱いの差がつくのはこの部分で、麻雀が強い人とは「何を切るか」の判断が常に優れている人だといえます。

本書は何切る問題の大家、バビィこと馬場裕一プロが実戦でよくある180の形について、そこで何を切るべきかやさしく解説しています。問題は8つのテーマに分かれており、基礎編から始まり、序盤編、手役編、ゲーム回し編など、常に頭を悩ます場面でプロが考える正解の一打をお教えします。麻雀は何切る問題の連続です。本書でプロの感覚を身につけて麻雀の勝ち組に仲間入りしてください。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 趣味・実用 / ゲーム・トランプ
• 出版社: マイナビ出版
• 掲載誌・レーベル: マイナビ麻雀文庫
• ページ数: 384ページ
• 電子版発売日: 2015年05月15日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 50MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

麻雀が好きだ。ここ10年間くらいは、めっきりとやる機会は減ったけれども、それまではフリーの雀荘などにも、よく出入りしていた。バンコクに来てからは、さらに麻雀をやる機会は減ったけれども、皆無になったわけではない。実際にバンコクにも雀荘はある。僕の勤めている会社で麻雀をやるのは僕1人だし、まぁ、どこの会社も似たようなもので、その会社の中だけでメンツが揃うというような会社はまれで、そうなると、定時になったから「麻雀でも行こうぜ」的なノリで会社の仲間と雀荘に繰り出すようなことはない。多いのは、メンバーが沢山集まるゴルフコンペの帰り。午後2時くらいにはゴルフも終わってしまうし、私を含めた単身者は暇を持て余すことになるし、なんとなく、それらしいにおいのする人と、夕方から卓をかこむことになる。昨年の4月、バンコクに非常事態宣言が出た時も、雀荘にいた。勝負の途中で、メンバー4人の携帯電話に、うるさいくらいに、非常事態宣言が出されたことを知らせる電話がかかってきた。テレビをつけると、アピシット首相が非常事態宣言を国民に知らしている(タイ語がそこまで分かるわけではないので、これは多分そうだろうということ)のが映っている。夜も遅く、帰路が少し心配でもあり、「どうしようか」とメンバーで相談したけれども、皆が思っていることは最初から同じで、徹夜麻雀となった。