アナザーファイト (本のサナギ賞受賞作)

アナザーファイト (本のサナギ賞受賞作)

小説・文芸
1,650円 (税込)

8pt

3.3

元キックボクシング全日本チャンピオンの萩野(おぎの)は、妻と幼い息子と共に、平凡だが幸せな日々を送っていた。
しかし、ある事件をきっかけにヤクザに目をつけられ、非合法の格闘技イベント「ダンスパーティー」への参加を強いられたことで、彼の日常は一変する。
断ろうとした荻野だが、今は亡き恩人の息子・誠司(せいじ)が残虐な闘いを愉しむチャンピオンとして君臨していることを知り、参加を決意する。
「何が本当の強さか、教えてやるよ。誠司!」誠司を改心させるため、そして、秘められた過去に決着をつけるため、
荻野は「ダンスパーティー」のリングに立つ。

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アナザーファイト (本のサナギ賞受賞作) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    スポーツには、スポーツごとに、賞賛の対象となる王道のスタイルがある。
    野球であれば直球勝負と言われるように速球で押してくる投球スタイル。前を走ると不利になる自転車競技で、とにかく先行する、逃げていく選手。先を取り真直ぐに面に飛んでいく剣士。愚直にもがむしゃらに前進し攻め続けるのが、本書で取り上げられるキックボクシングでの王道スタイルか。
    共通するのは、自分の力を出し切りたいという思い。勝負は結果的につくもので、自分でコントロールできない事にはこだわらないという考え方だろうか。現在を情熱的に生きたいという純情が見える。これは誰かから教わったものだろうか、誰かを見て影響を受けたものだろうか。

    プロローグで主人公が背負った十字架を、読者は悟ることができる。
    その十字架から放たれる光が、ダンスパーティと呼ばれる勝負のリングに主人公を上げることになる。対戦の終盤、十字架が導いた対戦相手に主人公は一言謝る。
    『誠司・・・ごめん、な』
    対戦相手の呪縛を解く錠に鍵を差し入れた瞬間だった。

    著者は1967年生まれで、同世代だ。どうりで、子供に対する眼差しに共感する部分が多いはずだ。僕は、子供に対して何を教えてやれるだろうか、何を残してやれるだろうか。僕は父親から多くを学び、多くを感じ取ったように思うけれど・・・。

    0
    2016年02月14日

    Posted by ブクログ

    タイガーマスクのような闇格闘技のお話。
    引退したキックボクサーが知人を救うために闇の世界へ。どっかで見たことありそうなあるあるな展開。あんなん息子は絶対にトラウマになる!

    0
    2024年02月20日

    Posted by ブクログ

    何故、格闘技にのめり込むのかな?
    する方も見る方も、この世界は異常だと分かってるはずなのに、ねえ
    褒めてますよ~

    0
    2023年04月28日

    Posted by ブクログ

    仕事の関係で読んでみた。自分では絶対に選ばないジャンルだったので、ある意味新鮮だった。ちょっと読むのがツライシーンもあったが、最後は爽快で、よかった。

    0
    2016年02月16日

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