「遺伝子治療」はがんをここまで消してしまった！（KKロングセラーズ）

吉田治

手術、抗がん剤、放射線治療など、医学はがんと闘い続けてきた。残念なことに、いまだ勝利をおさめてはいない。だが、「遺伝子治療」は既存の治療法との併用により高い効果があるので、その闘いに勝利し、終止符を打つ大きな可能性がある。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 学術・語学 / 医学
• 出版社: PHP研究所
• 掲載誌・レーベル: KKロングセラーズ
• ページ数: 248ページ
• 電子版発売日: 2015年03月27日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 3MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

遺伝子治療は、がん抑制因子とがん抑制遺伝子を投与する治療。

・がん抑制因子
異常増殖、無限増殖などのもととなる細胞分裂を命令する細胞分裂因子であるCDC6の発言をRNA干渉を利用して阻害し、他のがん抑制遺伝子タンパクが機能しやすい状況を作り、増殖を抑制してがん細胞を死へ追い込みます。p53が働きやすいように体内環境を作ります

・がん抑制遺伝子　PTEN、p16

・アルツハイマー型認知症は、アミロイドβを分解する酵素ネプリマイシンを作る遺伝子の機能が加齢とともに低下し、それが引き金になっていることがわかっています。