11
  • 完結

11

726円 (税込)

3pt

4.3

ある人は彼に焦がれ、ある人は彼の境遇を想って泣いていた。語り口や記憶、時間の流れや経験によって異なる「彼」の姿。新鋭・いがわうみこが、笑いと涙で贈る、ある男の物語――

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11 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いろんな人からの視点で物語が繋がり合う。
    内容は大声で笑えるほど明るいものではないけれど、ひっそりとした暖かな物語です。

    0
    2015年03月09日

    Posted by ブクログ

    本当天才だと思うんですけど。いがわうみこさん。
    フィーヤンからコンスタントに発売される漫画はどれも面白くて大好きで、一見冷めてみえる登場人物も根底にはあたたかいところが必ずある。

    読んでいる間、ずっと没頭してぞくぞくして、いろんな人から見たひとりの男の人生、気づいたら私も傍観者でお話の中から逃れら

    0
    2015年02月28日

    Posted by ブクログ

    ビレバンで見かけて表紙買いした本。なかなか面白かった。
    人生には人との関わりが欠かせないし、自分のことを見ては苦しみを悲しんだり、幸せを喜んだりしてくれる他人が存在することが、ある意味での救いなのかもしれない。

    0
    2015年04月22日

    Posted by ブクログ

    表紙の男の子「春義くん」をめぐる連作。
    春義くんは義母に虐待されていた団地住まいの男の子。
    春義くんはモテる。彼の育った環境、そのバックグラウンドが多かれ少なかれまわりの女性たちを惹きつけている(顔が良いってのももちろんあるけど)。
    でも最後、ほぼ強制的に春義くんをハッピーエンドにぶん投げるのは、春

    0
    2015年03月21日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    養母からDVを受けた少年~青年を中心に据えて、時系列シャッフル、いろいろな人の視点から描かれる。
    特に印象深かったのは、52,53ページ。
    「響子さん帰ってこないね」
    「……はい」
    「よかったね」
    二者の表情。

    トラウマとは全然関係ないぱっぱらぱーな女の子が最後に来るのも、いい。

    0
    2015年05月10日

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