津波に襲われた街で生きる妻から あなたへの恋文 夫よ、もう一度その手のぬくもりを

津波に襲われた街で生きる妻から あなたへの恋文 夫よ、もう一度その手のぬくもりを

1,100円 (税込)

5pt

4.5

菅原文子さんは宮城県気仙沼市で東日本大震災で被災され、津波でご主人と義父母を喪われました。被災当初その夫の行方がまったくわからず、悲嘆に暮れるなか、被災から一ヵ月半後に家業の酒店「すがとよ」を息子さんたちと再開します。「負げねぇぞ 気仙沼」と自身の筆でしたためたラベルは、復興のシンボルとして全国で話題になりました。それでも菅原さんの心の中にはポッカリ開いた大きな穴がありました。依然ご主人の行方がわからなかったのです。そんなとき、「恋文大賞」の存在を知り、まわりの勧めもあって、夫への手紙をしたため応募します。その一文が審査員の目に留まり、第二回「恋文大賞」の大賞受賞となりました。そして、震災から一年三か月が過ぎた頃……。本書は、そんな菅原文子さんの、震災から夫の帰りを待ちわびた日々を中心に、あの日起こったこと、復興への想いなどを綴った手記です。夫への愛、残された家族への想い、困難にもめげず生きていく姿には、まわりが教えられるものがあります。震災から二年目を迎えるこの三月、あらためてあの悲劇とは何だったのかを振り返る絶好の一冊です。

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津波に襲われた街で生きる妻から あなたへの恋文 夫よ、もう一度その手のぬくもりを のユーザーレビュー

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年04月26日

    宮城に住んでいるお爺ちゃんの家にあった本。

    読みやすく、当時の景色が目に浮かびます。
    とても大変だったけれど、頑張って生きた証のような本です。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年05月14日

    震災後、新聞などでも話題になっていた「すがとよ酒店」の被災と復興のお話。
    うちの会社の営業さんがよく「負げねぇぞ気仙沼」を買っていたので、表紙に載っていた見覚えのある一升瓶の写真にひかれて、手に取ってみた。ここの奥さんの話もよくその営業さんから聞かされていたけど、ご本人の言葉で読むと心にグッとくるも...続きを読む

    0

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