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本書は、生成AIやフィジカルAIが産業のあり方を大きく変えつつあるなかで、日本の半導体・機械産業がどうすれば競争力を取り戻せるのかを論じた一冊です。
執筆したのは、富士通で半導体事業を率いた技術者、半導体産業の日米比較を研究してきた研究者、日立製作所の半導体部門から証券アナリストに転じた起業家の3人。産業の内と外から半導体を見てきた経験をもとに、日本の誤りを整理し、採るべき戦略を示します。
本書はまず、世界の頂点に立っていた日本の半導体が沈んだ理由を二つ挙げます。一つは、半導体が応用機器から切り離されたこと。かつて日本の半導体はコンピュータや通信機、自動車など、世界市場を席巻した自国メーカーの機器に鍛えられて力をつけました。しかし、その機器が国際競争に敗れると、半導体は技術を磨く相手そのものを失いました。もう一つは、プラットフォームという視点の欠如。インターネットやNVIDIAのCUDAのように、他社が土台として使う基盤を握った者が優位に立つという発想が乏しかったのです。
それらをふまえて本書では、著者たちが考える逆転戦略を示しています。
半導体・機械産業の現場に立つ人や経営に携わる人、そしてAI時代に日本の産業がどう戦っていくかを考えたいすべての人におすすめの一冊です。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
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