言葉から社会を考える:この時代に〈他者〉とどう向き合うか
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言葉から社会を考える:この時代に〈他者〉とどう向き合うか

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言葉を通して「もう一人の自分」に出会う

あらゆるものが国境を越えて移動する今日、未知なるもの、異質なものとの遭遇は避けられない。それは時に幸せな出会いとなり、時に恐ろしい衝突や摩擦を生んできた。言語を取り巻く視線は、どこに立脚しているのか? 英語や地域共通語と母語の狭間で、日常の言葉はどう語られるのか? 社会的優位性をもたない言語をいかに保持するのか?
本書では明治以来、日本における外国語教育をリードし、27言語を擁する東京外国語大学の全面協力のもと、文化や社会の成り立ちを「言葉」から考えなおす。その試みは、言葉を礎にしてグローバリズムの偏重にあらがう第一歩であると同時に、世界諸地域の言語・文化・社会を自在に横断する旅への誘いでもある。
異なる言葉を話す人々を知り、理解し、受け止めることを通して、自己を相対化していく27言語の旅。その先には、新たな価値観や柔軟な発想をもった「もう一人の自分」との出会いが待っている。

[目次]
はじめに 立石博高(東京外国語大学第12代学長)
1 その眼差しは誰のものなのか?
小さいわりには複雑 金指久美子(チェコ語)
バンドゥン今昔、そして…… 降幡正志(インドネシア語)
ローザかローサか? 花本知子(イタリア語)
移民と若者言葉 成田節(ドイツ語)
人と世界 水野善文(ヒンディー語)
日々の想いをうたう 上田広美(カンボジア語)
シベリアで見つけた痕跡 森田耕司(ポーランド語)
映画に見る方言の復権 宇戸清治(タイ語)
時間と自然の彼方に 中澤英彦(ロシア語)
座談会 言語と文化の多様性を生きる 前篇
2 わたしの声はわたしのものなのか?
識字率から考える 長渡陽一(アラビア語)
〈帝国〉という幻想 野村恵造(英語)
聞く、話す、そしてその先へ 五十嵐孔一(朝鮮語)
多様性がもたらす豊かさ 秋廣尚恵(フランス語)
英語格差を生きる 野元裕樹(マレーシア語)
ベトナムの「存在」論 野平宗弘(ベトナム語)
語彙は歴史を物語る 丹羽京子(ベンガル語)
殉教者たちの橋 菅原睦(トルコ語)
世界は見えるか 川上茂信(スペイン語)
座談会 言語と文化の多様性を生きる 後篇

3 いかに彼らと生きるのか?
越境する 長屋尚典(フィリピン語)
多極化・多元化するルゾフォニア 黒澤直俊(ポルトガル語)
やさしい日本語 荒川洋平(日本語)
『君の記憶』の記憶 萬宮健策(ウルドゥー語)
同じ世界の異なる見方 加藤晴子(中国語)
変わるものと変わらないもの 鈴木玲子(ラオス語)
受容する伝統 岡野賢二(ビルマ語)
母語の誉れ、そのわけは…… 吉枝聡子(ペルシア語)
民族文字の復興 温品廉三(モンゴル語)
おわりに(旧版) 武田千香(同大学理事・副学長)
白水Uブックス版へのあとがき 三宅登之(同大学言語文化学部長)
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